【こうせつと歌おう!】2017年 ラスト大阪!

こうせつと歌おう!
2017年 ラスト大阪!

気が付けば、今年もあと数日というところにきた。
そして今年のライヴ活動も、やっぱりこのお方で締めくくりと相成った。
思えば、今年は西へ東へ、小生としては結構な本数をこなしたと思う。
ま、これくらいで「結構な本数」なんて、ご熱心なる大御所ファンの方々に鼻で笑われるとは思うけど(笑)。

3月17日 豊中市立文化芸術センター
4月29日 阿蘇・うぶやま牧場
5月13日 日比谷野外大音楽堂
12月17日 NHK大阪ホール

春に怒涛の展開があったが、そこから半年以上開いての今回の参戦。前週の奈良、前日の能勢の浄るりシアターもパスして(そこは仕事の予定と財布との兼ね合いでww)、万全の態勢でこの日を迎える。気合入ってますよ~~~!

本日のお座席からの眺め

もうなぁ、「ぴあ」さんよぉ~、毎回ボヤくのもあれやけど、プレリザーブで早々に予約させておいて、いっつも二階席やん!どぉいうことなん? 老眼やねん、右目は近視やねん、左目は乱視やねん、耳鳴りもひどいねん。そんな奴にこの仕打ちはないわぁ~、ホンマに、ええ加減にしてほしいわぁ…。

というわけで、この日も周囲のご見物衆は1曲目からラストまでお立ちになることは一切なく、居眠りする人までいたりして、煽るつもりで立ってはみたけど、枯野にたたずむ卒塔婆の如く現世の物とは思えぬ存在になってしまったので、結局、座ってしまうという小生もまたヘタレの極みに至る。まあね、みなさん日々の勤労にそして人生にかなりお疲れなご様子なんで、くつろいで行かれたらよろしいかと思うし、んなわけで無理に立とは言わないが、居眠りするのはどないよ、何しに来てんっちゅーねん(苦笑)。

他人様の観察(これ、結構楽しいw)はさておき、おいちゃんのライヴはどないやったかと言いますれば、こりゃもう、今年の大阪を締めくくるにふさわしい、それこそ「こうせつのライヴに来た!」を実感させてくれる内容であった。

まずは、すっかり恒例となった「朝日放送の現役アナウンサーがNHKホールで影アナをやるコーナー」(笑)。熱心なこうせつ信者のABC三代澤アナウンサーの注意事項あれこれが流れる。そして一階席のお元気な方たちの「こうせつコール」に引き続き、SLの汽笛の音…。「お!来たんちゃうん!!!」と、次に流れるイントロがすでに脳内で先行している小生。イントロ当てクイズ大正解! そう、あれよあれ!

♪走れ~、星空列車ぁ~ 闇を越え、時を越えてぇ~

この歌をライヴで聴いたのは、何十年ぶりかなぁ…。それくらい待ちに待った、歌ってほしかったこの歌。「もう、これだけ聴けたらから、帰ってもええわ~」とすら思ったほど。なぜか歌ってくれなかったよね、これ。アルバム『My Heart』の1曲目。リリース当時、俺、高校3年生(笑)。不思議だな…。不思議な気分。それほど久々にライヴで聴くのに、手拍子の打ち方やら合いの手やら、勝手に身体が動くのだから、いやもう世界不思議発見よ、これは実に。これぞ「雀百まで踊り忘れず」を地で行く現象と言えましょう。で、当然ながら、この1曲目のおかげで充実のひとときとなったのである。だから、オープニング第1曲目は大事よ!

ツアータイトルが「おもかげ色の空」と、かぐや姫時代の人気曲名ということで「かぐや姫時代の曲を多めに」なんていきなり宣言しちゃうおいちゃん。いいですよ、いいですけど、1曲目があれやったんやから、「あの時代」の歌も適当に織り交ぜて進めて欲しいねんけど、どうかな~?

そんな宣言をしたおいちゃんだったが、結局のところ、かぐや姫時代の歌はそれほど多くはなかった。むしろ、昨今のセトリと比べれば、少な目だったくらいで、「お、それでいいんです!」ってところ(笑)。

♪このぉ~静けさの中で、僕はギターを弾き歌うだろう 愛しいお前のためにぃ~
とか
♪永い眠りから覚めると、生まれ変わってた、なんて言うのがいいねぇ~

なんて、ほんと「どうだ!こうせつはすごいだろ!参ったか、この野郎!!」って満天下に向かって叫びたいほどである。~かなり大袈裟かなww~

アンコールもよかったよん!

♪俺たちのあの日々は二度とできないナイスゲーム
とか
♪唇も、Tシャツも、みんなずぶ濡れだったけど、君と出会ったぁ~

こういう歌を聴くと、若かったあのころを思い出すよな~。そしてまだまだ、ふんばって行こう!と思えるよな~。身体はガタガタでも(笑)。

アンコール、余談ながら。
冒頭で記したように、小生の周囲では最後の最後まで立つ人おらず。で、当然ながら例のキラキラも座っておやりになるわけだが、座った集団がやってるのを見ると、どうしても東南アジアの怪しい呪術儀式で、村人たちがほとんどトランス状態に陥っている光景を思い出してしまうから、非常におかしいのである。★満天☆くらいはせめて立ってくれ、でないと爆笑してしまう(笑)。血圧降下作用や糖尿の治療に役立つと歌ってる人が言ってるわけで、余計に怪しい原始宗教の匂いが漂うのだけどね(笑)。

そうだ。
超有名なそして永遠のヒット商品と言える、あのジーンズそのもののタイトルの新曲も披露されたが、こちらが慣れるのにちょっと時間かかりそうな曲だった。そんなことなら、それを穿いて行ったのに…。何かくれるワケでもないだろうけど(笑)。
ま、そんなこんなで、満足して家路についたのだった。
屋根付き大阪球場の桑田佳祐に行かなくてよかったわ(笑)。
―いやいや!何があってもこうせつに行きますよ、アタシは!…(若干、汗w)

(平成29年12月17日 NHK大阪ホール)



  


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