正やんと歌おう！
伊勢正三LIVE2017
ALL TIME BEST～Then&Now～
今年も、1年最初のライブは正やんのNHK大阪ホールから。
「安心と信頼と安定の正やん」は、身も心も委ねることができる数少ないミュージシャン。
「開場時間にはまだ早いかな？」と現地へ向かうと、すでに開場を待つ人の列が蛇行している。どうも年を取るにつれて、「一刻も早く現場へ！」と急いでしまい、到着したと同時にすでに帰りの晩ご飯のことなどを考えていたりと、気が焦ってゆく一方。どうせ残りの人生のほうが少ないのに、ここへきて生き急いでどうするんでしょうね？かく申す小生もその一人なわけで、他人さんのことは笑えないのだけどね(笑)。
土曜日の17時開演という設定がうれしい。これなら帰りにゆっくりご飯が食べられる。と、またもや帰りのご飯のことを言ってるし(笑)。
ライブ自体は何も言うことなし。毎度そうだけど、ここまで出し惜しみせず、ファンが聴きたいと思っている曲を次から次と歌ってくれる人も珍しい。なんてイイ人なんだ。
FM COCOLOにレギュラー番組を持つようになってから、大阪の街がいたくお気に入りの正やん。ちらっと挟み込む大阪弁や小ネタがなかなか好印象。なんかキャラ変わりました？(笑)。
「いつまでやれるか」ってなことを言ってた。小学生のころから知ってて中学生のころから本格的に聴き、応援してきた歌い手さんがそういうことを考え、ファンの前で口にする…。向こうがそういう年齢に達しているということは、こちらもまた同じように年齢を重ねているわけで、やがて…。そういうことは考えたくないけどなぁ…。
さて、曲はというと、『バルコニーの休日』に始まりWアンコールの『そんな暮らしの中で』まで22曲もやってくれた。その選曲たるやまさに「安心と信頼と安定の正やん」のオンパレード。
『なごり雪』～『あの唄はもう唄わないのですか』～『暦の上では』～『雨の物語』と立て続けにやられちゃうと、もはやメロメロであります(笑)。また、レアものとしては、イルカに提供した『あの頃の僕は』、小生は多分ライブで初めて聴く『夜のFM』なんてのも。
終盤の『レミングの街』～『moonlight』～『月が射す夜』～『お前だけが』の追い込み具合に場内の興奮も絶頂に。そしてアンコールは『ほおづえをつく女』～『海風』～『ささやかなこの人生』でさらにお客さん、大喜びときたもんだ！
鉄壁のセトリだけど、まだまだ「あれも、これも」と欲望は尽きないわけで、どんだけ名曲作ってるんだこの人は！ってところだ。
今年もLIVE初めが正やんでよかった！
4月には豊中市立文化芸術センターのオープニングで、再び正やんあるんだわ。早々に完売となった今回の追加公演的意味合いもあるんだろうけど、う～ん、これも行くかな、どうしよう。でも、4月はこうせつの熊本・産山村でのライブに行くからな～…。困った困った。
（平成29年2月4日 NHK大阪ホール）
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
