【正やんと歌おう!】Complete Best LIVEⅡ≪かぐや姫~風~Solo≫

正やんと歌おう!
Complete Best LIVEⅡ≪かぐや姫~風~Solo≫

昨年末は、こうせつからの「お歳暮」みたいなよきひとときを、そして新年早々、今度は正やんからのビッグな「お年玉」のような至極のひとときをもらったような気分で、余は満足じゃ!

年末のおいちゃんと場所も同じNHK大阪ホールは、早々にSOLD OUT。二階席の最後列の端っこまでびっしりのお客さん。今回もチケットPxxのプレなんちゃらでさっさと席を確保しようとしたのはいいが、おいちゃんのとき同様に2階席に。でもまあ、最前列だったから、ちょっとだけ許す(笑)。しかし、数列前に出ただけで、こんなに見え具合が変わるもんかね?

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オープニングから出し惜しむことなく、僕らが期待する曲をこれでもかとばかりに歌ってくれる正やんに感激。あなたは実に素敵な人だ!

いきなりの『なごり雪』『冬京』『暦の上では』の三連発で、もはやメロメロになってしまう。思わず前のめりになってしまう。二階最前列、落ちなくてよかった(笑)。ふと、左右を見れば、おそらく小生と同年代であろう男子2名も、まったく同じ姿勢で聴き入っているではないか。ねえ、わかるでしょ、この気持ち、アナタならば。

って言うか、「もうこれだけで十分満足です!あとは正やん、好き勝手にやってくださって結構ですよ!」ってなもんだが、そこは欲深いファンが1500人。「まあそう言わずに」とばかり、正やんも神々しいまでのセットリストで、我々を魅了する。

この日聴かせてくれた曲は実に24曲。知らない曲は2曲くらいだったか。あとはもう、歌詞見なくてもフルコーラスばっちり歌える。それだけ、かぐや姫から風に至る一連の曲をたっぷり歌ってくれたということだ。

千春の『恋』を歌ってくれるという、おまけまでついてきた。そこに至るおしゃべりの中での千春が正やんに言ったという一言、「髪ふさふさじゃないですか~」には、場内大爆笑。この「一連」、あの場にいた人だけへのそれこそ「お年玉」みたいなもんだな(笑)。LIVEに行かない限りは、見えてこないもの、聴くことのできないもの、感じることのできない空気などがあるんだ。だからLIVEは楽しいんだ。

「僕は別れの歌ばかりなんで…。そうでもないということで」
と、『お前だけが』。この後、『ほおづえをつく女』で一気に客席盛り上がりモードに転じ、『月が射す夜』『レミングの街』と続く。
「ああ、この時間、永遠に」
と言うところだが、ひとまず『君と歩いた青春』でエンディング。
ま、これでは終わりませんわな。

アンコールは、「あの2曲(御想像にお任せ)」含む3曲。あの2曲はもう、盛り上がり最高潮に達したね。
さらにダブルアンコールもあって、2時間45分、たっぷり歌って聴かせてくれた。

帰路。皆さん、一様にご満悦で、やはり「ようあれだけ歌ってくれたわあ~」という声があちこちから聞こえる。ほんと、そう思う。感謝感激である。
また、元・ギター少年、現・ギターおやじたちは、あの歌はマチーン弾いてたとかって具合にギター談議。小生も似非ギター少年ですがね(笑)、こんな似非野郎でも、正やんのライブに来たら、めっちゃギター弾きたくなるんですよね、やっぱ、あれ聴かされるとねえ、あこがれますよね~。

「あれ歌ってほしかった」「あの歌聴きたかった」と言い出せばキリがないが、この日のセトリを改めて眺めてみるに、何度も言うが「よくぞこれだけ歌ってくれた、聴かせてくれた」と思う。個人的には、「あの2曲」以外に『暦の上では』『星空』『置手紙』『わかれ道』『お前だけが』『ほおづえをつく女』あたりが、心がビクビクっとした。

平成28年一発目のライブは、かくのごとく、気分よく楽しむことができた。なんかよい1年になりそうな気分♪♪♪

(平成28年1月16日 NHK大阪ホール)


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