Go! Go! HAWKS 2015
ホークスvs バファローズ22回戦
1勝1敗で迎えたBs三連戦の3戦目。負ければ北海道の結果次第では、マジックが消滅する一戦。
よもや、そこからマジックが復活しないなんてことは、この期に及んでないとは思うけど、昨季のこともあるし、9月になるとこのチームは、鶴岡監督時代のはるか昔から、「大失速」するという実に不思議なジンクスがあるので、油断はできない。第三者的に眺めるにはその方がおもろいのやが、ファンはたまったもんではないよな。そういうのは去年でこりごりだ。
ホークス戦、ここまでこのカードでの勝ち越しがないBsは、往年の「ホークスキラー」近藤 を先発に立てる。前回(7月26日)の対戦では、ホークス・キラーぶりをいかんなく発揮しているだけに、手ごわいヤツ。ほんとBsも意地が悪い。金子千尋、東明、近藤と苦手三本柱を当ててくるのだから。一方の我が方先発は、ファームでの調整期間を経て復帰後、大エースとして着実に勝ち星を重ねつつある攝津。このところの攝津なら、まず大崩れはないだろう。となると、やっぱり打線か…。1戦目、2戦目を見た限りでは、近藤に苦戦を強いられそうな気がするが、果たして。
第22回戦(ホークス15勝7敗)勝:攝津(8勝5敗0S) 負:近藤(1勝1敗0S)
本塁打:H*柳田 25号3ラン
観衆:23,392人
内野ゴロの間に1点先取した敵軍、連打で追いついた我が軍。以降は、両先発投手譲らず、点数が入らない。入る気配もない。印象としては、近藤はスイスイ投げているが、攝津は復帰後で一番悪い出来。そこを無失点で6回を投げぬいたのは、それこそ「大エース」なればこその投球術か、はたまた、Bs打線の湿っぽさに救われたのか。
こうなると、よく言われるように「次の1点」を取った方が、終盤にかけてかなり有利になるのは言うまでもないことだが、その1点が入らず、両軍ともに四苦八苦しながら迎えた7回表、我が軍の攻撃。
それはまさしく「ラッキーセブン」だった。
一死から、7番・カニザレスが四球で代走に本多。髙田のゴロを、一戦目に続いてまたもや一塁手ブランコが野選。代打・内川の打席で投手近藤が暴投で2,3塁。内川が敬遠気味の四球で一死満塁。ここで近藤から岸田に交代。明石は右前適時打、川島の右犠飛で2点勝ち越し。さらにとどめとばかりに柳田が右翼席へ25号3点本塁打。この回、一挙5点、6-1とほぼ試合を決定づける。
明石の適時打と川島の犠飛だけでも、大盛り上がりとなったホークスファンだったが、柳田の本塁打には、呼吸困難をきたすほど(笑)の大興奮。あれは今シーズンの生観戦で、一番興奮したな~。この日の柳田は、それまでの3打席は凡退しており、本人もファンも相当フラストレーションがたまっていた。そして連日のロースコアゲーム。そのイライラすべてを吹き飛ばす一発に、興奮しないわけがない。残る3イングを、森、五十嵐、嘉弥真で無安打に抑えて、快勝。
「あ~、すっきりした」というのが、偽らざるところ。マジックも消滅しなくて、よかったよかった。
次の大阪での試合は、果たして、ホークス球団生誕の地での胴上げ試合となるのか…。
優勝マジックナンバー:27
(平成27年8月20日 大阪夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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