う~ん…。ホンマに優勝できるんかえ?
怪しい雲行きを感じずにはおれない、9月20日時点での4連敗。敵方バファローズもこっちの負けに付き合ってくれているから勝差は2.5差のまま変わらずやけど、敵が負けてる以上は最低でも引き分けて差を広げておきたいとこやのになあ…。ま、球場やテレビの前で「がんばれ~!」って言うしか我々にはできないんで、そうするだけですけどね…。じゃ、先だっての大阪ドーム三連戦の三戦目を振り返ってみますかね。
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そして迎えたパ・リーグ天王山三戦目は、今季大阪ドームでのホークス戦最後の試合にして、それはすなわち小生の今季公式戦観戦最終でもある。最後づくめなんやから、スカッと勝ってもらいたい、いや、勝ちなさい、勝て!こらぁっ!
外野民が列をなす10番ゲート。午後4時30分開門に合わせ、午後3時からこの前に「シート貼り」をして入場の順番を確保することができるのだが、その「シート貼り」をできるだけ行列の前方でできるように、早朝から「シート貼り」のための順番待ちの行列を作る。デーゲームの場合、早い人は一番電車でかけつける。まことに御熱心! あ、モノクロなのは意味は特になし。なんとなくモノクロかな~って思っただけやし。気にせんといて。
そんな苦労して並んで入場して、いつもの席に座する。というわけで、本日のお座席からはいつもの眺め。もちろん、全員が朝から並べないので、そこは互助精神のもと、行ける人にお願いして、開門前には駆けつけるように…。小生はもっぱらお願いしている方なので、朝から並んでいる方々には、感謝してもしきれない。ほんとうに、ありがとうございます。
さあ、今日は勝ってマジック点灯と参りましょう!
勝:マエストリ(2勝2敗0S) セーブ:平野佳(1勝4敗36S) 負:武田(3勝3敗0S) 本塁打:吉村 4号ソロ(3回) 、内川 18号ソロ(9回) 観衆:24,189人
かくして、この三連戦負け越し、マジック点灯ならずという残念な結果に終わる。
なんか勝負は1回表の我が軍の攻撃で決まったという感、無きにしも非ず。先頭の中村が内野安打で出塁、2番今宮が送って1死二塁と先制の好機で三番・内川の打球は中堅フェンス向けてどんどん伸びる…。中堅手の駿太がジャンプしてこれを好捕。走者中村、帰塁できずにダブルプレーで結局3人で攻撃終了。駿太の好捕がなかったら…と、仮定の話はしたくはないが、あれが頭を越えていれば、松葉を早い段階で攻略できていたかもしれない…。森脇監督も「あのプレーが大きかった」と称賛しただけに、残念無念。その駿太がこの日、2安打1打点の活躍を見せたことからも、あれで調子づかせてしまったなぁ…。
武田は、決してよくはなかったが、一応、試合は作っていたと思う。ただ、自身の投じた四球や味方の失策がことごとく失点につながってしまった。言いかえると、敵軍はそこを見逃さず攻めてきたということで、やっぱりミスしちゃ勝てませんよということだ。攻撃陣も、「なんか松葉を捕えることができそうな予感が」と思った矢先に、小刻みな投手リレーに切り替えられ、マエストリ、岸田、馬原、佐藤達、平野佳の前に、内川の9回の本塁打を含めてわずか2安打しか放てず。ミスが重なった上に打てない…。あかんわ。言うたやん、1戦目の時に、「マエストリ、これからよう出て来るはずやから、気ぃつけなあかんでぇ」って!う~んもう!
まあ、森脇監督は、明らかに短期決戦を意識した小刻みな投手リレーを繰り出してきたわけだが、これにコロッとやられてるようでは、来るべきCS(クライマックス・シリーズ)が思いやられるというもの。どうもこの三連戦、2戦目、3戦目を見た限りで言うと、「これ、優勝危ういんちゃうん?」という雰囲気がムンムンしていたなぁ…。テレビで解説者さんたちは、自分のシーズン前の予想が覆ったら困るからか、「まだまだ、ホークスが有利なことには変わりないです。バファローズはこれからも一つも落とせない試合が続きます」なんて言う。数字上ではそうなんやろうけど、そんな上手い具合にいかんのが世の常だわな…。
ただならぬ危機感が迫ってきた、そんなバファローズ三連戦だった。
試合終了後、ナインがレフトスタンド~三塁側スタンドのファンに手を振って、今季の大阪最後の試合ということで挨拶してくれた。レフトスタンドではファンが最前列に集まって、「優勝するぞ、ホークス!」と大コールを送ったが、相当悲壮感溢れる声に聞えたなぁ…。あ、ボクも大きな声で叫んでたクチですがね(笑)。
我が軍の公式戦最終戦は、10月2日、福岡ドームでのvsバファローズ最終戦。ここまでには優勝決めているか、はたまた、この日に決まるのか、或いは…。いやはや、身体に悪いシーズン終盤戦でありまする(笑)。もうねえ、ちゃんとやって!
<今季観戦成績>
4月29日 vsバファローズ 負け (大阪)
4月30日 vsバファローズ 負け (大阪)
5月16日 vsバファローズ 負け (大阪)
5月17日 vsバファローズ 負け (大阪)
5月18日 vsバファローズ 負け (大阪)
6月8日 vsタイガース 負け (甲子園)=交流戦
6月9日 vsタイガース 勝ち (甲子園)=交流戦
8月15日 vsバファローズ 負け (大阪)
8月16日 vsバファローズ 負け (大阪)
8月17日 vsバファローズ 勝ち (大阪)
8月18日 vsライオンズ 勝ち (大阪)=鷹の祭典IN大阪
9月16日 vsバファローズ 勝ち (大阪)
9月17日 vsバファローズ 負け (大阪)
9月18日 vsバファローズ 負け (大阪)
◆14試合観戦 4勝10敗
南海が最悪に弱った時代でも、こんなに負け試合ばかり見せられた記憶がない…。でありながら、「優勝マジック、いつ出るねん?」みたいな位置にいるというこの不思議(笑)。来年は、チームの順位はともかく(笑)、観戦勝敗が逆転するくらい勝ち試合見せてほしいもんだ。サービス業という観点からすると、あまりにも大阪の顧客をないがしろにしすぎているぞ!
ってなわけで、また来年、球場でお会いしましょう!
方々、大阪ドームでホークスがバファローズとCSを戦うなんてことがなきように、祈りましょう…。
(平成26年9月18日 大阪夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。