Go! Go! HAWKS 2014
ホークスvs タイガース4回戦 <パ・セ交流戦>
前日のバカ試合のおかげで、月曜早々からぐったり…。おまけに声もガラガラ。とにかく1回から声を出し過ぎた。応援の声ならいいのだけど、野次の声だから怒りが身体にみなぎっているから、疲れも酷いのよね。
「お~い、こんなんサービス業失格やぞ、こら~! 客商売のイロハを勉強しなさ~い! 糞!」
「さっさとバッテリーごと代えてまえや! ついでに秋山も代えてまえ! 糞が!」
「俺もな、最初からこんなヤジで声出したないねん! もっと楽しい応援で声出させろや~! 糞!」
なんてね。普段はどんなことがあってもめったに野次らない人なんだけど、周りにヤジ将軍がいっぱいいたためか、ついつい。やたら「糞」だらけで、アタシとしたことが(笑)。さらに後半は喫煙室にて避暑してたから、タバコもたくさん吸ってるし。どうしてくれるんだ!ゲラゲラ君!秋山君!
「もうバカ試合はやめてね。ナイターやから加古川の人だけでなく、天王寺から南の俺も帰られへんようになったらアカンから」との切実なる想いを胸に、夕刻から甲子園へ。
この季節の甲子園は、陽が落ちれば心地よい風が吹き、これぞ「ナイター日和」。レフトスタンド上段は浜風も吹いてくるので穴場ではある。ただし、老眼と乱視がひどくなり、もはや打球の行方などほとんどわからないのは実に悲惨(涙)。
本日の我が軍先発投手は、昨年までここで投げていたスタン(ド)リッジ。ゴメスと呉昇桓獲得で外人枠からはみ出してしまったため、古巣の我が軍へ復帰したという経緯もあって、張り切っていたに違いない。
そんな経緯を差し引いても、この日のスタン(ド)リッジはよく投げていたね。鳥谷、ゴメス、マートンのクリーンナップを無安打に抑えて、今季初完封。これが情けないことにチーム初完封投手。でも余裕で「2位」を快走している我が軍。摩訶不思議な現象だ…。
まあ、そんなわけで今日はしっかりと野球を見せてくれたね、我が軍に関しては(笑)。
【ルンバ】
ここ数年来、よく使われる「野球ファン用語」。音楽の「ルンバ」とはまったく無関係(でもないか)。酷い走塁ミスの事。2008年5月29日に行われた東北楽天対巨人の試合において、9回裏に巨人がダブルスチールをかけ失敗し、試合終了後に楽天・野村監督(当時)が「ばっかじゃなかろかルンバ」の歌詞を口ずさんだ事から。(参考文献:[野球用語集] – ニコニコ大百科)
我が軍5点リードで迎えた6回裏。無死から四球を選んだ緒方。続く上本がセンターへの二塁打。もうこれ1点確実かと思ったところ、緒方くん、二塁ベース踏み忘れで一旦帰塁の上、三塁へ。この「ルンバ」な走塁が響き、無死二、三塁の好機ながら大和、鳥谷、ゴメス凡退で得点ならず。ここ、もしも1点入っていたら、大和はともかくも鳥谷とゴメス、マートンで3点くらい入れられて、試合の行方も混沌としていただけに、「助かった~」というのが正直な気持ち…。
第4回戦(2勝2敗)勝:スタン(ド)リッジ(6勝2敗0S) 負:メッセンジャー(4勝6敗0S)
本塁打*柳田 7号ソロ(5回)
観衆:33,116人
打線はこの日も好調。1回表、四球の走者二人をおいて、まずは李大浩が先制タイムリー。続く長谷川は中堅への大飛球が犠飛となって、幸先よく2点目。3回には松田の二点二塁打、5回は柳田の逆方向への特大アーチと着実に加点。投げては先発のスタン(ド)リッジが敵軍打線を散発3安打に抑えて、自身、チームともに今季初完封。引き分け数の妙で、我が軍は交流戦首位にと、いいことづくめの一戦であったとさ。
同じラッキーセブンでも、前日とは違って「余裕」ある盛り上がりだった「レフト側ビジター応援席」の皆さん方
前日の「バカ試合」とは打って変わって、「野球」を見てるな~って気分。例の「ルンバ」を除けば(笑)。 緒方は期待の若手だけに、こういうミスを糧にしてチーム生え抜きの主力に育ってほしいものだ…
この日、我が軍ファンを最も喜ばせたのは、なんと言っても柳田の左中間への特大アーチ。いや~もう、立派な選手に育って、おいちゃんは嬉しいよー! クソ暑い鳴尾浜球場での二軍戦で、「しっかり頑張れよ~!」って声援送っていた頃からスイングの早さや豪快さは目を見張るものがあったけど、今年、ホンマに大ブレークしてねぇ…(涙、涙、涙
「どぉ~ですか、お客さん!」
一方で、「え?」ってシーンも。
これまた「どぉ~ですか、お客さん!」だ。中村の打球の行方だが…。
ここで抗議に出ない秋山には落胆するしかないね、3塁コーチの苫篠にも…。レフトスタンドから見てて、ポール直撃のホームランだったわけですよ…。捕球に行ったマートンがポールを隠してしまう形になってしまったのかもしれないけど…。それでもねぇ…。
ま、色々あったけど、ようやく今季観戦初勝利。それも「地球上で一番負けたくない相手に、地球上で一番負けたくない球場」での勝利は格別! ってもんだ! ぐるりと阪神ファンに包囲された中での勝利ほど、気持ちいいモノはない。これを経験したいキミ、今からパ・リーグのどこかの球団のファンになりなさい! 気持イイぜぇ~! 一緒にホークスを応援しないか?
そんなこんなの、「関西社会ファシズムの総本山、悪の殿堂甲子園」での2連戦であった。
(平成26年6月9日 甲子園夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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