Go! Go! HAWKS 2014
ホークスvsタイガース2回戦<ウエスタン・リーグ>
文句なしの快晴となったこの日、阪神甲子園球場へホークス二軍の衆の様子をチェックしに行って来た。
平日の昼日中というのに、小生も含め、よくもこれだけヒマ人がいるもんやねと、驚くほどの熱心なファンの皆さん方の集まりよう。その数、1123人!
スーツ姿の人もチラホラ。わかりますな、お気持。小生だって大阪で丁稚奉公してた時代、営業行くフリして、よく大阪球場で二軍戦見てましたもん(笑)。
しかしなんですな、これ、全員、夜の大阪ドームのオリックス戦に行ってあげたら、かなりの動員になるだろうに…。まあ、興味ないやろうけど(笑)。
さて、我が軍、この日の先発は帆足。一昨季、ライオンズからFA移籍した期待の左腕も、故障で1年目を棒に振り、昨季も8勝どまり。今季にかけるものがあったとは思うが、一連の大補強で一軍に隙間なく、不本意ながらの二軍で開幕を迎えた。とは言うもんの、二軍スタートになったということは、それはそれで、「さもありなん」な状態でもあるわけで、これは大補強で割を食ったわけではないはず。先発陣充実の一軍だが、先発陣に左腕がいないという「しいて言えば」の泣きどころもあるんだから、奮起してほしいところ…。その辺を、今日はじっくり拝見いたそうかと。
出来はよかったんだろう。5回を投げて、3安打2失点、奪三振1、死四球ゼロ。ただし、敵軍先発の岩本が鷹打線を翻弄し、8回の牧原の内野ゴロでの1失点に抑えた、という内容にに比べると、どうにもピリッとしない。
昨季終盤ブレークした同じく左腕のオセゲラが、6回からマウンドを受け継いだが、こちらは若干球数を要し、北條に一発放り込まれたけど、「さて、アナタが二軍首脳陣とすれば、『一軍のローテの谷間で左腕を一人上げてくれ』と言われて、どっちを選ぶ?」と聞かれたら、今日の試合を見る限りでは、オセゲラに軍配を上げそうな気持。
いや、帆足も悪くはなかったけど、投球テンポがオセゲラの方が、若干よく感じたという次第につき。帆足が今日の投球で残した数字の割に、見ている方のイライラが募ったのはなんでだろう? 打線が湿っていたばかりが原因じゃない。
投球テンポ、リズム、大事よ、これ。一軍の寺原見てごらんよ。あれはもう投球テンポ、リズムの悪さで、攻撃陣や守備のリズムまで崩している悪例の最たるもの。ああいうのはいけません。
とりあえず、今日の試合見る限りでは、まだ一軍からはお声はかからんやろうなと。ま、そこは石渡二軍監督、山内投手コーチがどう見ていたか、やけどね。
攻撃陣は、上述のとおり、岩本にエエようにあしらわれて、1点どまり。スカッとした場面がなく、かなり消化不良。目下、ウエスタン首位打者の牧原に快音聞かれず、ウエスタン打撃部門2位の猪本も1安打。ここまで本塁打3本のカニザレスも、この日は引っ張り打ちが目立ち、4打席凡退といいところなし。
そんな中で塚田の2安打は光る。あとの連中は…。しっかり稽古しなはれ!
敵軍では、先発岩本の好投につきる。岩本は今季、一軍の中継ぎ候補の一人として中西コーチが名前を挙げていたはずだが…。どう使っていくんやろか?
攻撃では5番・指名打者で入った育成の原口と、6番・遊撃の北條が一発ぶち込んだのが印象的。とくに、光星学院高校時代から強打者として名をとどろかせた北條は、一発を含む2安打2打点の活躍。高校時代は藤浪のよきライバル。その藤浪、この夜の一軍の対カープ戦で今季初勝利、そしてプロ入り初ホーマー。北條の活躍が刺激になったかならなかったかは知らないが、こういうストーリー仕立てで野球を見るのも、面白いものである。
第2回戦(H・1勝1敗0分)勝*岩本(1勝0敗0S) セーブ*玉置(0勝0敗2S) 負*帆足(1勝1敗0S)
本塁打*原口1号 北條1号
観衆*1,123人
「阪神園芸さん!アタシらにも水撒いてちょ~だい!」
と言いたくなるような、暑いくらいのネット裏最前列席でした!
そんな「特等席」なんで、
今年から登場の、踊り子のねーちゃんらもばっちりよ!
毎度おなじみの「キー太」くんも、こんなに迫って来てちょい怖い(笑)
石渡監督に「アナタも厳しいなぁ」と苦笑される戦評かもしれんけど、観戦に行ったからには、エエとこ見せてほしいし、すっきりと勝ってほしいもんなぁ…。せいぜいお気張りやす!
(平成26年4月15日 阪神甲子園球場昼間試合)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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