Go! Go! HAWKS 2013
ホークスvs バファローズ24回戦
大阪ドームでのホークス戦も、今季はこの試合が最終。
試合後には、わざわざドームのDJから、レフトスタンド~三塁側で声援を送って来たホークスファンへ、1年間のねぎらいのアナウンスがあったんだけど、この優しさと言うか、甘さと言うか、ユルさと言うか…。これがこのチームの最大の欠点だと小生は思っているし、実際にバファローズファンの中にもそういう思いの人が、かなりの数いるというのも知っている。こういうことを続けている限り、このチームの浮上はないね、恐らく。ま、よそのことだからどうでもいいんだけどな。
そのよそのことついでだけど、試合前に超ベテランバファローズファンと、”say hello”のつもりで言った「暑ぅおまんな~」の一言から、とんだ長話に発展してしまう(堪忍してぇなぁ、おっちゃんwww)。
先方さん、そりゃもう、森脇監督以下、首脳陣ボロクソだ。相当、采配や育成方針に鬱憤が溜まっているご様子。最初は簡単な立ち話のつもりが、延々10分以上も、猛暑の中、立ったまんまで、森脇批判を聞かされてしまった。
と、言いながら当方も「そんなに森脇がイヤやったら、秋山あげるから交換しましょうや~」「旧西武のコーチ、みんな熨斗つけて差し上げますわ~」などと(笑)。つまりは、こちらも「秋山、もうええわ~」な気分なのである(笑)。そうでしょ?
Bクラス確定のバファローズと、Aクラス入りCS進出か或いは、Bクラスに終わるのか瀬戸際状態が続くホークスの試合。平日ながら、福岡や九州各地からも、顔見知りのファンが多数駆け付けており、なかなかアツいレフトスタンド。
そんな雰囲気で迎えた、対バファローズ最終戦。
我が軍先発は、巽君。どうなんでしょうね? 前回、ここでの先発では、過去に小生が見た巽の投球としては、一番良い内容だったけど、結局はツメが甘くそしてランナー背負うとまるで駄目で、負け投手に。踏ん張れない子…。
一方の敵軍は地元、富田林高校のエースだった(はずの)まえだまえだ。総体的に我が軍が苦手なタイプ。
第24回戦(H・14勝10敗0分)勝:帆足(8勝7敗) 負:前田:2勝4敗
本塁打:H・中村5号
観衆:16,459人
結果は、20安打のアホみたいな猛打爆発で、バファローズを撃沈。気分よく大阪最終戦を勝利で飾ることができた。ただし、20安打で9点は寂しすぎる。あの展開ならば、14、15点は取らないと、この先の厳しい残り4試合、わずかなチャンスをモノにしてゆかねばならない試合の連続だと思うけど、これでは何とも心もとない。実際、翌日のライオンズ戦は…(これ以上は語りませんけどね、バカ当たりの次の試合って、おおよそ、どこのチームもこんなもんだ、意気消沈することはない!)。
颯爽と?1回裏のマウンドに上がり、このところ本領発揮の平野と対する巽君。この回は、素晴らしいピッチングだったんだけど…。おい!
さて、心配の種だった巽だが、やっぱりうまくいかんね。1回裏こそ簡単に三者凡退取ったけど、2回、3回ともに走者を背負うと人格が豹変してしまうのか、連打を食らう。これじゃいくら味方が順調に加点して行っても、ベンチは気が気じゃない。結局3回投げ切れずに降板…。
俺はねえ、巽には入団以来ずっと期待してるのよ…。そろそろ、「Leslieさん、こんなもんで納得してもらえますか?」ってな投球を見せて~な~。二軍戦では時々「おお!」ってところ見せてくれるけど、やっぱり君、上でちゃんとできなあかんわな…。ホンマ、もう後無いで、自分!
そしてびっくり継投策。巽降板で二番手はなんと、ここまで先発要員だった帆足が登場。どよめいたね、ホークスファンはもとより、バファローズファンも。
おそらくCSでは(もしかしたら日本シリーズも)、帆足はこういう使い方していくんかね? で、期待にこたえ帆足はよく投げたね。そして勝ち投手になっちゃいましたね。
悲しいかな、攝津以外に2ケタ勝利投手がいない我が軍は、結局、この帆足の8勝7敗がチーム二番手の勝ち数に。しかし8勝7敗って、魁皇とか千代大海とか、まるでかつての「大関互助会」みたいな勝ち星でんな(笑)。
首位打者と最多安打のタイトルをほぼ確定させている長谷川。シーズン200本安打まで、あと4本となる3安打固め打ち。残り4試合で4本か…。簡単なように見えて、なかなか難しいね。でも長谷川ならきっと大丈夫。いける、必ず達成できる! 長谷川を信じて、応援しよう!
さあ、残りは4試合。ウダウダ言っても始まらない。今さら「先発が手薄」だの「出塁率は高いけど、走れない1番打者がどーだこーだ」だの「外人二人が期待外れ」なんて言ってもしゃあない。逆に言えば、そんなチーム状態ダメダメな中、ここまで戦ってきてこの戦績を残しているのだから、最後にきれいにフィニッシュするのも、無理な話ではない。むしろ、その可能性の方が高い。Aクラス、あわよくば2位で終わるのか、4位で終わるのか…。それは神のみぞ知るところ。
小生の考えは、もう子供の頃からそうなんだけど「優勝せんかったら、2位も6位も一緒」。それは今も変わりないけど、とは言え、一つでも順位が上の方が、気分はよろしいわな。
だから、
がんばれ!がんばれ!ホークス!
これで今シーズンの観戦はすべて終了しました。
今年は久々に福岡ドームに参戦し、初めて東北楽天なるチームの試合も見ましたし、田中マーのピッチングも目にしました。そして36年振りに「南海ホークス」のユニフォームを着た野村監督を見ることもできました。そういう意味では、充実したシーズンだったかも知れませんが、肝心のチームはなかなかうまいこといきません、最後の最後のまで。
シーズンが終わったわけではないけれど、今年の観戦を簡単に振り返っておきます。(オープン戦2試合、二軍戦1試合を除く)
vsバファローズ(大阪)○4-2
vsバファローズ(大阪)●1-6
vsバファローズ(大阪)○9-1
vsバファローズ(大阪)●2-4
vsタイガース(甲子園)●5-9
vsバファローズ(大阪)●3-4
vsバファローズ(大阪)○3-1
vsバファローズ(大阪)○11-3
vsゴールデンイーグルス(福岡)●6-11
vsゴールデンイーグルス(福岡)○9-2
vsゴールデンイーグルス(福岡)○4-0
vsバファローズ(大阪)○1-0
vsバファローズ(大阪)○12-0
vsバファローズ(大阪)●0-3
vsバファローズ(大阪)○9-2
15試合観戦 9勝6敗
ビジターの、それもそんなに気合の入ってないファンとしては、よく見に行ってるなあと感心しちゃいますが、どうです?。
一応、勝ち越したけど、せめて2ケタ勝ちたかった…。帆足のことをかつての「大関互助会」にたとえたけど、終わってみれば自分もそんなもんだったという…(笑)。
試合終わって外野席の常連さん各位に「お疲れさん」しながら、心中密かに「もうねえ、ホンマにいよいよボール見えないし、声出し応援もたいがいしんどいのよねえ。だから来年からは内野指定席に移るから…」と思ってたら、各位より「また来年も、ここで皆でワーワーと応援しましょう」だの「席取りもお互い融通し合ってやっていきましょう」だの「忙しいときは言ってくれたら、席、キープしておきますよ~」だのと…。来年も外野から抜けられないのか…。トホホ…。
そうそう…。
前回、「新弟子入門」をお知らせしたんだけど、新弟子、早くもケツ割りました(笑)。ざっとレフトスタンド見渡したけど、どうも球場にも来てなかった模様…。やっぱり、おっちゃん、タバコ臭いからイヤなんか?(泣)
来たれ!新弟子!(笑)
(平成25年10月1日 大阪夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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