【Go! Go! HAWKS 2013 6】OSAKA CLASSIC<2>*旧ブログ

「OSAKA CLASSIC」先勝で気分良い2日目の朝。
朝刊(産経大阪版)のスポーツ面は、阪神・福留のサヨナラ満塁弾に次ぐスペースで、「南海」の記事。

見出しがいい。

「南海」浪速で躍動

南海ユニで力投する攝津の写真もナイス!
恐らく、甲子園があのまま引き分けだったら、こっちがトップに来たのは間違いないだろうと思われる行数と写真のあしらい。そういえば、いつも南海はこういう扱われ方だったなあ(笑)。

その記事の締めの一文がよかった。
~これで借金1と勝率5割復帰も目前。大阪には、やっぱり『南海』がしっくりくるようだ
この一文に、朝からウルウルとしてしまう。 一方で、その「しっくりくる」チームを、あっさりと投げ出してしまうのも、これまた大阪…。
どうも、今日は「泣きの1日」になりそうな予感(笑)。

☆☆☆

「OSAKA CLASSIC」2日目 4月20日(土) 大阪夜間 観衆2万7,221
6-1でバファローズの勝ち。勝ち投手は西で、2勝0敗。負けは山田、2勝2敗。本塁打、後藤1号。両軍対戦成績はバファローズ3勝2敗。

***

近鉄「OSAKA CLASSIC」イーブンに持ち込む!
南海先発の山田は、早い回につかまってしまい、撃沈。代え時を誤ったか、二番手有馬も火に油注ぐ内容。打線も散発4安打では話にならず。近鉄の西は、昨季最終戦で完全試合成し遂げた相手打線を手玉にとって、余裕で今季2勝目。南海ファンとしては、見るべきものがなかった試合に、げんなり。

この日の試合は、全然面白くないものでした。
とは言え、スタンドの盛り上がりは昨日を上回るものがありました。どうやら、南海時代の選手応援歌を知らなかったファン層が、前日の試合でそれをマスターし、慣れてきたせいもあるようです。

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「復刻」だろうが、普段の試合であろうが、「南海ファン」がこの球場の観客動員に大きく寄与しているのは、誰の目にも明らか。この3連戦も、三塁側~レフトは9割を超える観客で埋まり、観客数、声援の大きさともに「近鉄」側を終始、圧倒した
試合前、門田博光のトークショーが開かれるも、小雨も降ってきたので、アタシは聴きにいきませんでした。
まあ、門田については、数年前に長時間にわたって、サシでお話を聴ける機会に恵まれたので、それで充分だったというのもありまして…。
この日の観戦場所が外野で、寝坊したとは言え、朝から場所取りのために並んでいて、ちょっとしんどかったってのもあります(笑)。

その門田はん、昨日のドラちゃん同様、始球式のマウンドに上がりました。もちろん南海のユニフォーム姿で。
ただ、身体の衰えは隠すこと出来ず、あんなにユニフォームがはちきれそうだった現役時代とは、全く別人のようで…。時の流れは、実に残酷です。
マウンドのかなり前の方から、まさしく「儀式」程度にボールを投げる姿にも、強肩豪打の外野手で鳴らした「背番号27」、アタシの小学生時代の門田博光は感じられませんでした…。

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門田始球式、受け手はT岡田、打者は柳田。門田は小さくなったとは言え、この身長で本塁打史上3位の大打者。Tもギーも、もっともっと精進せねば!な!
しかし…。時の流れは残酷であるなぁ…

始球式を終え、マウンドを降りる門田に向け、応援団が往年の門田の応援ソングを奏でます。それに合わせアタシも歌おうとしましたが、ボロボロに泣いてしまいまして、言葉が出て来ませんでした。ねぇ、困ったもんですよ、年をとると泣いてばっかりで…。あきまへんな、もう。
そしてこの日もまた…。
「身を引き裂かれるような辛い思い出」の歌である、灰田勝彦バージョンの『南海ホークスの歌』が、7回表に流れまして、またもや号泣…。
本当は思い出したくないんや、あの日のことは…。できれば、そっとしておいてほしんや…。
近くにいたおっさんがアタシに
「あきまへんなぁ、こんなんされたら、ホンマ、あきまへんなぁ、あかんわもう、この歌は…」

と、やたら「あきまへん」を繰り返してたのは、多分、アタシと同じ思いからだったんだろうと察するが…。ホンマ、あきまへんて、この歌は…。古傷をこじ開け、塩をすりこむような仕打ちですわな…。
ついでに『近鉄バファローズの歌』でも泣いてしまうアタシは、まったく収拾つかなくなっちゃいました…。
……。あかんあかん、こういうのは今度「OSAKA CLASSIC ダークサイド」で書くべきや。でもなぁ…。

試合内容も「復刻」しやがった南海ホークスと南海ファンに、昨日のお返しとして、

「南

と、一塁側~ライトスタンドから声がかかりましたが、ドームには南海電車は来てませんから、地下鉄乗って早よ帰りました(笑)。
朝の予感的中。
「南海勝利」の記事に泣き、門田に泣き、『南海ホークスの歌』に泣き、そして試合に負けて泣きと、まさに「泣きの1日」であったわけです。

明日は勝つぞ!ホークス!


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