【香港!HONG KONG!3】*旧ブログ

夜になると、ちょいとは肌寒さを感じるのかと思いきや、そうでもなかった2日目の香港の夜…。

12月1日(土)<夜の部>
実は、香港に飛び立つ日の午前中は、持病の定期検査で病院にいたのですよ。
でね、なんともいや~~~~な予感がするお話があって、かなりやけっぱちな気分で香港入りしたという次第。
もうこの夜なんてまさに

「やけっぱちLeslie」

ですよ、マジで。

本当なら、短い滞在期間を有効に使って、色んな人にイッパイいっぱい会いたかったんです。お世話になったクライアントさんにもいっぱいお邪魔したかったんです。

実際、「来たら連絡ちょうだいね!」と言われていた人も何人もいましたが、あの病院の話の後ではまったくそんな気分になれず…。そういうわけで、なんだか不義理してしまった人がたくさんいて、本当に申し訳ない限りであります。

で、

「こりゃもうつぶれるまで呑むしかない!」

なんて意を決していたわけですが、典型的な下戸なる小生に、それは土台無理な話でして、結局は「コロナ」一本でへろへろになってしまうという情けなさでありんす。

やけっぱちな話は、また別の機会にお話しすることがあるやもわかりませんので、ここではおいておくとして。

何はともあれ、まずは晩御飯!

訪れたのは銅鑼灣(Causeway Bay)の通称「ミニバス通り」にある「上海一品香菜館」。文字通り、上海料理の店です。別に上海ガニを食らいに行ったわけじゃござんせん。「客飯」という、いわば「定食」を食べに行ったわけです。

ここは、相当古い店のようで、小生はすでに1990年ごろに旅行で来たときにこの店で「客飯」なる存在を発見しています。お値段は倍になってますけど…(笑)。

おかずの皿料理一品と白飯と日替わりスープという実にシンプルな組み合わせですが、このおかず、いずれもがご飯によくマッチするもので、そのまま食べてよし、ご飯に乗っけてよし、または混ぜてもよしと、まあ、普通男子なら軽くご飯は2杯イケちゃいますね。白飯のかわりに上海風の菜っ葉飯に替えてもらうのもOK。

この日食べたのは「家常豆腐」。厚揚げみたいな豆腐とピーマン、きくらげ、筍を上海風味の醤油で炒めたもの。ご飯とのマッチングは、もちろんバッチシ! これで約500円。

かつて三越や日本人倶楽部が入居していたビルが建て替えられ、巨大なショッピングビルになっていてびっくらこいた!
前身のビルの解体工事で思い出すのが…

という出来事ですね…。
それがこうなるとはねぇ…。

さて、「やっけぱちLeslie」は晩飯食って、まずは、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)へ。
よくガイドブックには「香港の六本木とでも言うべき…」みたいなことが書かれてますが、そんなこと言うたら「六本木が怒ってきまっせ~」と(笑)。
まああれですよ、欧米人が密集してる飲み屋街というだけの話です。

これまたつまんない写真だったので、何気にそれっぽくいじってみました。それとな~く雰囲気だけでも、と(笑)。

まだ若かりしころのアタクシLeslieは、土曜の夜にはよくここへ来て、スッチーさんたちとの会話を楽しんだりしてたのですョ…。ま、それも1年くらいして面倒になってしまいましたがね(笑)。

それでもたまに来ては、わりと愉快な夜を過ごしていたんですよ。

拙ブログではすっかりおなじみの過激な民主活動家にして立法会議員でもあらせられる長毛こと梁国雄大先生が隣の席で飲んでいたりとか、おもしろいこともいっぱいあったんですがねぇ…。

この日来て、ちょっと引いてしまったというか、こんなはずじゃないよなぁみたいな。

要するにこれも時代なんですかね、大陸人がわんさかいるわけですよ、あちこちで記念撮影しちゃったりしてねえ。「酒を飲む鬼佬(白人)を見物しようじゃないかツアー」ですか、これは?って感じ。

もっとも、最近は蘭桂坊じゃなく、近隣のソーホーエリアに洒落者は集まっているようですので、そっちへ行った方がよかったかもしれませんね…。
今にして思えば、是非、そうすべきでしたね…。

Centralからトラムに乗って結局、銅鑼灣に引き返すことに…

銅鑼灣に引き返して足が向いたのは、エクセルシアホテル=香港怡東酒店地下のディケンズバー=雙城吧/Dickens Bar。

まあ、ここも昔から懲りもせず良く行ってましたよ、呑めないっちゅうのに(笑)。

「やけっぱちLeslie」なもんだから、「ここで浴びるほど飲んでやるんだ!」と意気込んだんだけど、頭で書いたように「コロナ」一本で酩酊状態に近くなってしまい、いそいそと退散というまことにもって情けなき次第…。

これだけ飲んだ時点でかなり酔っ払ってました(笑)

そしてホテルに帰って「あ~~~、もう酒なんて飲まない!一生飲まんからな!!」などと喚きながら、大好きな「楊枝甘露」飲んで、「やっぱりジュースは旨いねぇ~」などと、まるでお子ちゃまな夜の部の締めくくりと相成った次第でありんす。

こいつは旨い!
マンゴージュースをベースに、マンゴーと地場の柑橘類のツブツブが入ってます。
ビールよりずっといいや!

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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 19:04:48
上海式の家常豆腐ということですが、わたしが上海に住んでいたころは一切お目にかかったことも、無論口にしたこともありまへんでしたがな~。これを食せるのは香港、日本、いずれにせよ上海以外の地ではないかと思われます。まあなんですね、醤油と砂糖で甘辛く味付けしたものを上海式と呼ぶのではないか、と斯様に考えるのであります。しかしあの甘辛は実は蘇州および無錫近辺の江蘇料理なんですけどね。江蘇といっても南京や揚州ではまったく味付けが違うので、蘇州上海料理と呼ぶべきか?♪
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 12/19/2012 21:14:57
To 丸山光三さん
「家常豆腐」はどの店でもある定番ですね。広東料理店、上海料理店、潮洲料理店…。そしてそれぞれで、味付けに違いもありますね。この店はたまたま上海料理屋だったので、「ナンチャッテ上海味」というところでしょうか…。
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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 21:41:44
まあ、家常というくらいなので本来は家庭料理なんでせうが♪
しかし、わたしはどうも潮洲料理がいっとう好きで、そこには土地柄か客家風味も混じりこんでいて美味の極北だと個人的には思います♪


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