【香港!HONG KONG!2】*旧ブログ

香港2日目、実質は行動1日目のあれこれを。

12月1日(土)<昼の部>曇り、湿気多い、じわっと蒸す

この季節、普通は1年で一番過ごしやすいんですよ。

湿気は少なく、香港としては異常乾燥と言える「湿度50%以下」の日が続き、抜けるような青空が広がり、気温も20度を超えずさりとて15度を割らず。そんな中でクリスマスイルミネーションが点灯され始め、年末に向けて街が華やぎを増すのです。

ところが今年は、曇り空が続いているようで、時折ミスト状の小雨も降ります。こうなると、20度を超えると蒸し暑いし、20度を下回ると体感温度が一気に下がって、肌寒さを感じます。3月ごろはこういう気候なんですが、この時期にこういうのは珍しいですね。

で、結局、滞在中は一度も太陽を見ることがありませんでした。

朝、ホテルを出てまずは朝飯に向かいます。徒歩7、8分の場所にある茶餐庁で、スープマカロニ、目玉焼き、トースト&飲み物という、典型的な朝セットを。

「香港の朝はお粥」なんてガイドブックによく書いてありますが、少なくとも小生は朝にお粥を食べたことはありませんでした。そもそも、小生の居住エリアや勤務エリア近辺で、お粥を供する店は皆無でしたねぇ。あれって、きっとホテルの朝飯限定の話だと思うんですが、どうでしょうか?

2014361典型的な朝セット。日本円に換算して350円くらいが相場
*かなり以前に撮影した写真です

その後MTR(地下鉄)で銅鑼灣(Causeway Bay)から中環(Central)へ向かい、天星小輪(スターフェリー)で九龍半島側に渡ります。

トラムやらバスやらが行きかい、かなり騒々しいけど銅鑼湾はいい街ですよ!

DSC01208スターフェリーが好きです。
営業先へ行くときも、時間に余裕を持ってオフィスを出て、のんびり10分弱の船旅を楽しみながら移動していました。
地下鉄ならあっという間なんですけどね(笑)。

3DSC01210iza味気ない写真だったので、ちょっといじってみました。こちらの船着き場は昔のままで風情があります。

尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)の先っちょ。ここからの眺めが好きです。

二階建てバスの正面デザインもずいぶん変わったもんです。昔、小生は冷房のないオンボロバスで通勤してましたよ…。今のバスはホント快適ですなぁ

尖沙咀の北京道。化粧品チェーン店「莎莎」はすっかり大陸旅団御用達に。ホンマ、連中の購買意欲の凄まじさに圧倒されます

香港でおそらくもっとも人口密度が高いであろう、九龍地区最大の商業集積エリア、旺角(Mong Kok)に流れ着きました。

実に色んなショップがありますが、電脳関係、カメラ関係、携帯電話関係、スポーツ用品関係なんかが特に強く、そう言う意味ではその関係の「おたく」の殿堂でもあります。

もちろん、飲食店や衣料品関係のショップの数も多く、あらゆる年代が集まってきます。観光客には屋台街「女人街」が有名ですね。

旺角の一こま。
看板による「空間の死滅」は今に始まったことではなく、こうした「我が、我が」の精神には見習うべき点もあります。ただし、息苦しいんです、時にこの精神が…。

こういう商業エリアは元来はNathan Roadの東側に集中していました。
じゃあ西側は?となると、アタシは夜の12時以降しか西側には行ったことがありませんでした(笑)。

ここのところは、大きなホテルやそれに付随したショッピング施設なんかもオープンし、西側の雰囲気も一変しました。イメージを一新する一大再開発事業だったんでしょうけど…。それはそれでちょっと…。ねぇ。

うろうろしていたら、知人の会社のビルの前に。連絡しようとしたそのとき、なんとご一行が目の前に。いくら狭い香港といえども、こういうことはそうそうあるわけじゃありません。ご縁です、これは。久々にオフィスにお邪魔してあれこれおしゃべり。

いいお時間になったところで、バスで銅鑼湾に引き返します。が、慢性的なNathan Roadの大渋滞で、MTRで20分そこそこの距離なのになんと1時間半以上もかかってしまいました。

ただ、久々の香港。バスの2階席から街の様子を眺めているのも、また楽しいものです。

一旦ホテルに戻ってしばし休憩。部屋の窓から外を見れば実に懐かしい風景が広がっていました。通勤で往復していたアバディーントンネルにつながる高架道路、九龍へ向かう海底トンネルをめざすバイパス道、勤務先の入居していたビル、コンサートなどでよく来たエリザベス体育館…。思い出の一杯詰まった風景…。まあ、胸キュンとはなりませんでしたけどね(笑)。

ここらへん、非常に愛着あるエリアです。
右手後方にはハッピーバレー競馬場もあります。職場から徒歩15分でナイター競馬に行けるなんて、香港は素晴らしい!

~夜の部へと続きます

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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 18:57:03
朝のお粥は普通じゃないんですか~!?わたしは二度しか香港に滞在してませんからなんともよく分かりませんが、朝食はいつも新世界センター内のお粥屋でいわゆる「フツーの」皮蛋瘦肉粥に叉烧肠粉を食しておりましたが・・・・・
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 12/19/2012 21:11:36
To 丸山光三さん
「皮蛋瘦肉粥」など粥の類、実は在住15年ほどのうちで、朝食としてとったのは、10回も無かったと思いますねぇ。きっと昔ながらの茶餐廰や「粥麺専家」が身近にあれば、もっと食べていたかもしれませんが…。「腸粉」は飲茶メニューとして食べてました。
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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 21:38:33
粥麺専家は尖沙咀にはたくさんありましたけど、香港サイドには少ないんですか?
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COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 12/19/2012 21:45:24
To 丸山光三さん
>粥麺専家は尖沙咀にはたくさんありましたけど、香港サイドには少ないんですか?
香港島にしろ九龍側にしろ、高齢者層の多いエリアには残っているかと…。若い人の朝はもっぱらマクドナルドとかケンタッキーですからね…。
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COMMENT:
AUTHOR: 丸山光三
DATE: 12/19/2012 21:52:40
あっ、なるほど粥麺専家というのは旧式でダサいものの象徴なんですね凸凹
餛飩麺などはいくら若い奴らでも食すとは思いますが、粥麺専家には行かないわけですね。そういえばミラマーホテルだったかの喫茶部でなぜか菜単にあって注文した大蝦炒麵は旨かったなあ~~


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