【Go! Go! HAWKS 2011-7】タイガースvsホークス ウエスタンリーグ第14回戦*旧ブログ

我が福岡ソフトバンクホークスは、

圧倒的な強さでセ・パ交流戦を制しました!

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この調子でリーグ戦再開後も着実に貯金を殖やしていってもらいたいもんですよね。
優勝翌日16日の中日戦、18日の横浜戦を連敗してしまいましたが、まあ、こういうこともありますわな、「勝負事」なわけやから。
だからみんな必死こいて応援するんですよね。

さて、ナゴヤドームで一軍が華々しく交流戦優勝を成し遂げた日、二軍は鳴尾浜球場で阪神とのウエスタンリーグ公式戦を戦いました。
実は二軍も非常に好調で、中日と激しく首位争いをしております。去年果たせなかった「親子優勝」も夢ではないですよ!

鳴尾浜での阪神戦はこの日を挟んで3連戦。前日は、投手戦あるいは貧打線をなんとか延長戦で勝利しましたが、さあ、この日はどうでしょう。
久々に鳴尾浜球場へ出かけました。
6月15日(水) 2-2 延長10回引分け 5勝5敗4分
福岡ソフトバンク:二保~伊藤~デレオン~高橋秀
阪神:鶴~ザラテ~若竹~川崎

ホークス先発の二保は育成枠の投手。今季はこれが14試合目の登板。防御率も2点台で、期待に応えるべく奮闘している。
一方、一軍同様に全身黒づくめの阪神先発は鶴。昨年は一時期、一軍ローテーションの一角で活躍していた投手。
ここは、二保君には負けないピッチングを披露してもらいたい!

で、両投手の投げ合いは、ほぼ互角というところか。
・二保 6回 73球 被安打5 奪三振3 与四死球1 失点2 自責点1
・鶴 7回 113級 被安打8 奪三振4 与四死球2 失点1 自責点2

鶴が一軍ローテの経験があるということを差し引くと、二保はよく投げたと思いますね。味方がもっと点取ったらなあかんわ~。
そう遠くない将来、必ずやホークスの主力投手になってくれているんじゃないですかね(甘い…か?)。

阪神は恵まれたチームで、二軍の試合もテレビ中継してくれる。
前日とこの日はskyAが、翌日はGAORAが生中継。ご丁寧に夜には再放送までしてくれる。
前日の昼過ぎ、外から戻ってたまたまテレビを見たら、ちょうど鳴尾浜3連戦の1戦目絶賛放映中。解説は近鉄バファローズ捕手だった有田修三。有田がベタほめしていたのは、我が軍の捕手・山下。ドラ1である。
「ええなぁ~、ええ面構えしとるよ、攻撃的なええキャッチャーや」を事あるごとに連発。大変なお気に入りのご様子。
有田からそこまで絶賛されるのなら、山下は相当な逸材であることには間違いない。

小生が小中学生の頃、ホークスは野村という絶大的なキャッチャーがいましたが、近鉄は有田・梨田、阪急は河村・中沢でそれぞれ併用。もし、野村が黒田と自分を併用し、黒田の出場機会をもっと増やしていたら、野村解任後の南海も、もう少しましな戦いができていたんじゃないかと、折に触れて思うのであります。
まあそんな有田のおっちゃんがベタ惚れの山下に注目してみたわけですが、なるほど、「様子のいい」選手だなとまずは感じましたね。
なかなか表情もふてぶてしいし、存在感がある。

が、やっぱり色々とボロも出てきます。
二保の2失点のうちの1点は山下のエラー。まだまだ雑です。
そりゃしゃーない。プロ野球選手としてスタートしたばかり、これから色々覚えていきんしゃい。
それでも近くの阪神ファンのおっさんが
「もっと堂々とリードせぇ!」
と自軍捕手の小宮山にいらだちを感じていたのは、恐らく、山下の新人離れした「様子の良さ」が原因だと思いました。

二軍という場は、育成の意味合いが強いんだろうけど、中堅どころの高谷が控えに回っているという状態なので、恐らく首脳陣の評価も高いんでしょうね。
3~4年後に一軍で活躍していることを期待します。

その他、雁の巣の主砲・小斉がこの日も3安打とコンスタントに打ってましたが、なんかもうこの位置に落ち着いてしまってる感が強く、もったいなく感じました。
若いところでは中村がイイ感じ。
ちょうどオーティズが負傷で登録抹消となったため、翌日には一軍に呼ばれてましたね。彼もまた山下同様に「様子がいい」選手の一人です。

一方で、森本、柴原がここで代打出場、そして結果が出せなかったというのが寂しい限り。
柴原は一軍の外野陣の充実で少々割を食らったようなところがあります。
なかなか入り込めないですよね、いかに柴原といえども…。
好きな選手だけに鳴尾浜では見たくなかったなぁ…。
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7回、二死から代打で登場した柴原だが、あえなくレフトフライで凡退。ええ当たりやったけどなぁ…

ファームの試合はこんな感じで、勝ち負けにこだわりつつも、相手チームも含め、若手の成長ぶりや、二軍落ちしたベテラン・中堅の「いま」を知ることができるので、一軍とは違うおもしろみがあります。
野球そのものもじっくり楽しめますからいいですね。
特にこの日のように平日の試合に来る人は、よっぽどの野球好きか、特定選手の追っかけしかいませんから、野球好きのファンのヤジやちょっとした独り言なんかが、意外と野球を見る目を養ってくれたりもします。

それにしても観衆445人。定員500人ほどなんで満員。
平日の真昼間から、どなたさんもご苦労でんな(笑)。
自分もやけど…。


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