【Go! Go! HAWKS 2011-2】開幕戦*旧ブログ

Go! Go! HAWKS 2011
ホークスvs バファローズ1回戦

110126_01やるんダ! 勝つんダ! 超えるんダ!

待望のパシフィック・リーグ開幕戦!

奇しくもホークス発祥の地・大阪での3連戦となりました。

我が軍の開幕戦を関西地区で観戦するのは、記憶に間違いがないという前提で振り返るなら、昭和60年の阪急vs南海を西宮球場で見て以来、26年ぶりということになります。

これも奇しくも後継球団同士の「同一カード」ですね。

そうなった顛末についてはあれこれ申しますまい。

ただ、個人的には「それでもまだちょっと早いんちゃう?」という思いはあります。

一方で、すでに昨年のオフから今年の自主トレ、キャンプ、オープン戦を3月25日開幕の144試合を想定して準備してきた選手にすれば、この4月12日というのが、ある意味「ギリギリ」の線なのかもわかりません。

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開幕3連戦の舞台、京セラドーム大阪。

ここの外野席は自由席になっていて、さらに上下2層になっているため、「試合がよく見えて、応援団のリードも見える」となると、せせこましい下層スタンドに座ることになります。個人で席取りするよりはグループで取る方が効率がよかろうと、いくつかの観戦グループが形成されていて、それぞれが早朝から並んで席取りをすることになります。

とくに開幕戦ということもあり、大阪圏以外のファンも来ることも予想され、それぞれ早朝から行列を作ったわけです。

それでも満員には程遠い3連戦のスタンド。3万5千人以上収容できるスタンドですが、1万人そこそこという寂しい開幕3連戦。

オリックス球団とドーム、それぞれの営業、マーケティングがうまく連携できてないんかいな? という印象を受けます。

せっかく「地元オリックスよりも人気のあるホークス」戦、もっと上手いやり方があったんじゃないかなと。

Bs1
本塁打:バルディリス 1号、後藤 1号

さて試合の方は、「開幕初っ端から、延長12回の引き分けという熱戦を見せていただき、どうもありがとう!」と、たっぷり皮肉をこめて申し上げると致しましょうか。

和田-森福-ファルケンボーグは今年も安心の投球内容。

しいて言えば、和田は完投目前の9回裏にバルディリスに痛恨の同点本塁打されたのが何とも悔やまれます。
「和田は悪くない!」
もちろんそうではありますが、エース格があの場面でホームラン打たれて同点にされてしまうのはいけませんな。守ってこそのエースでしょう。

さあ、「和田は悪くない」という声が多いということは、そう、ええとこなしの打線が悪いわけです。

「一人オールスター戦」とでもいうべき豪華絢爛な今年のラインナップ。期待されているわけですが、この日はダメダメでしたね。初回に本多、内川の連打で先取点を奪ったのは「お、さすが!」でしたが、そっから7回に追加点入れるまで、さほど好調でもなかった木佐貫にええようにあしらわれてましたね。

最悪は4回。内川安打、カブレラ、小久保の連続四死球で無死満塁。しかし!多村凡退、松中は超最悪の併殺打。なんじゃいなと。

松中は次の打席でも無死2塁で邪飛に倒れています。もうこのときは、3塁側~レフトスタンドは「ヤジ」というより「怒号」が飛び交っていましたね。

関西のファンは、相手が三冠王だろうがなんだろうが、容赦はしません。結果が出せないんやから、罵声、怒声を浴びせられて当然やろ、ちゃうか?

期待にこたえられなかったことで、結局、この3連戦、少なくとも京セラに来たホークスファンの松中への信頼度はすこぶる低下してしまいましたね。

残念なことですが、3連戦を見る限り、松中を先発オーダーに入れている意味が見出せません。相手投手が脅威を感じている、という雰囲気も伝わりませんでした。

松中に集中砲火浴びせた格好になりましたが、全体的に湿っぽい打線です。

個々にはキャリアも力もある選手ばかりですから、徐々にエンジンかかると思いますが、結構、不安なものを感じましたね。

主将・小久保がいきなり死球で登録抹消。「400号本塁打おめでとう」の横断幕を応援団は用意していましたが…。ちょっと復帰に時間がかかるかもわかりませんね。まあ今季中にどこかで400号は見れるでしょう。

印象に残ったのは内川の打撃。5打数2安打1打点。パリーグ公式戦での初打席がタイムリーというのが内川らしいところ。3連戦、打撃陣で目立ったのは内川と本多でした。

また、細川のリードも印象的。内側を上手く攻めてるし、投球テンポやリズムの取り方が上手いなという印象。田上や山崎もそれぞれ非凡なものを持っていますが、若手投手をリードするなら、細川が一枚上かな。だから獲得したわけでしょうけど。

初戦に勝って、祝杯を!と目論んでましたが、なんか消化不良な試合で、一目散に帰宅した次第。明日はすかっと勝ってくれよなと、床に就いたわけですが…。

(平成23年4月12日 大阪夜間)


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