やばいなー、この本。
これくらいのボリューム(新刊本で198ページ建て)なら普通は2日もあれば読了できるのに、もう2週間以上かかってるよ、それも半分しか進んでない…。
高校生の部活を中心とした人間模様、青春群像(だせ~言い方)なんだけど。
めっさ胸キュン。
なんか30年ほど前の日々を1行ごとに思い出してしまう…。
調子乗って、そのころ流行っていた曲をBGMに読んでしまう。
さらに高校の卒アルや、個人のアルバムなんかも引っ張り出して…。
アホだ。そんな大層なことするからこんなに時間かかってしまうんだ。
まあね。
それなりに恋もした、失恋もした、他県の女子にも恋をした、友達の告白に付き合わされた、卒アルに載ってなきゃいやなんで部活もした(なんという動機)、ひかる一平みたいなパーマしてた、ちょっと変形の学ラン、松本伊代に萌え~だった、飲酒喫煙もやってた、高校生のくせにスナックでカラオケ歌ってた、やっぱり「こうせつ命」だった…。
そんな他愛もない日々が、『桐島、部活やめるってよ』に綴られていてさぁ…。
そんな日々がよみがえってくるのよね、この本読んでると。
作者にまんまと乗せられてる46歳のおっさんなわけですよ、俺。
あー、やだやだ…。
そういう意味では上手いね、この朝井リョウって大学生は。
ああ、ミーハーなんで「サイン本」を買っちゃいました(笑)。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。