8月23日の日曜日、ぼくは、湾仔(Wanchai)のコンベンション&エキシビションセンターで21日~24日まで開かれている「香港電脳通訊節2009-HONG KONG COMPUTER & COMMUNICATIONS FESTIVAL 2009」に行ってきました。
ここは、1997年7月1日に香港返還式典が行われた場所ですが、そのあとは、このような展示会やコンサートに使われています。
年々、盛況を増すこの巨大なイベントは、去年は、650社が参加して、入場者は52万人だったそうですが、今年は、900社ほどが参加し、入場者数も1日目で12万人、2日目で16万5千人だったそうですから、きっと新記録を達成すんじゃないでしょうか。
ぼくは、さいしょ、このイベントは「電脳通訊」というくらいだから、コンピューター関係と携帯電話などのモバイルの企業が参加しているんだと思っていました。
でも、会場には、そのほかに「高清電視=地上波デジタル」対応のテレビや受信デコーダーのメーカーもたくさん参加しており、地デジの普及により、これまで、別個の分野だと思ってたコンピューターとテレビを別々に語ることはできない時代にようやくなったと感慨深いものがありました。
と言いますのは、大学時代の4年間、ぼくは日本橋の家電量販店でバイトをしてたんですが、そこのお店は「業界初」の、パソコンとオーディオ&テレビを売る店だったのです。当時は、日本橋でも「そんな組み合わせは客に不親切や」と言われていました。結局、時代が早かったのか、数年後にはコンピューター専門のお店になってしまいました。
だから、いま、こうして「コンピューターフェスティバル」で、テレビ受像機が展示・販売されるのを見て、「25年かかってようやく…」と思ったのです。
え?もっと前からそうだったって?えらいすんません。なにせ電脳はけっこう苦手分野ですから…。
会場はとにかくすごい人で、入場してから、お友だちのけんたくんの会社のブースにたどりつくのに小一時間かかってしまいました。
香港人は、わりと見知らぬ人と密着しても平気な人が多いので、汗でべとべとの他人の腕が何度もひっついて、気持ち悪かったです。なんかのぼせてフラフラでしたよ。
そのほかは、きれいなおねえさんたちがいっぱいいて、カメラ小僧やエッチそうなおじさんたちがいっぱい写真を撮っていました。
ぼくはうっかりしてデジカメを持って行かなかったので、しまった、と思いつつ、携帯でおねえさんの写真を何枚か撮りました。でも、よく見ると、とりたてて美人と言うわけでもありませんでした。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。