亞洲第一爆香港首宗豬流感
というわけで、香港で初めて感染者が確認されました。
不幸中の幸いとでも言うべきか、今の時点では香港在住者の感染はありません。
感染していたメキシコ人が宿泊していたホテルの従業員と宿泊客は、1週間の隔離、観察ということになっています。この約300人から、新たな感染者が生じる可能性もないとは言えません。
言えることは、ひとつ。必要以上に神経質にならないことでしょう。
例によって、各新聞は地球最後の日のように人心を煽り、不安へと導いていますので、ここは冷静に、在香港日本国総領事館からの在住邦人へのメールを貼り付けておきます。
情報量としては、これで十分だと思います。
香港初の新型インフルエンザ感染例の発生
1.5月1日、香港政府は、
香港初の新型インフルエンザ感染例が発生した旨発表しました。
2.曾蔭権(ドナルド・ツァン)香港行政長官及び周一嶽(ヨーク・チョウ)食物及衛生局長官が、香港で発生した新型インフルエンザ感染例について記者会見を行いました。概要をまとめると以下のとおりです。
(1)4月30日に、メキシコ・シティから上海経由で13時に香港に着いた25才のメキシコ人が市内ワンチャイ(湾仔)のメトロ・パーク・ホテルに宿泊していたが、5月1日20時、新型インフルエンザに感染していたことが判明した(同ホテルは封鎖されている模様)。
(2)同人と同行者2名は、病院に移送された。同人は発熱していたが、容態は安定している。また、同行の2名は検査を受けているが症状は出ていない模様。
(3)香港市民には、パニックに陥らないよう平静を呼びかけたい。
(4)香港は、3段階の対応レベルの最高段階である「緊急対応レベル(Emergency Response Level)」に引き上げた。
3.当館としては、本件を受け、佐藤総領事を本部長とする対策本部を立ち上げ、情報収集にあたっていますが、引き続き在留邦人の皆様におかれては、本メール配信サービスのほか、
引き続き情報をフォローしていただくようお願いいたします。
搬送されるメキシコ人感染者
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。