【北京五輪ネタ】金牌健児訪港!*旧ブログ

毎度いつものことながら、「ちうごく国家隊」の金メダリストたちが、なにをさておき、まずは香港へとやってまいります。
な~んかタイミングがいいんですよね。
アテネのときもそうだったんですけど、直後に「立法会選挙」なんですよね。
おそらくは中共の香港懐柔作戦なんだろうけど、このタイミングは。だからといって、選挙で親中派の票が伸びると言うわけじゃないけど、
「中央はこんなにも香港を思ってくれている」
と感激してしまう単純バカは多そう(笑)。
ま、中央としてはそれだけでもメダリストを送り込む価値ありでしょう。五輪の余韻も冷めやらぬ中、バシバシ政治利用されてます、ちうごくの金メダリストたち。そのための五輪、そのための金メダル量産ですからね。

さて、
「来ますよ」という発表があったのが20日の午後。
それもいきなり「来週の土曜日です!」だって!

で、チケット売出しが翌21日の朝から。
「こりゃ大変だ!」と、並ぶの大好き香港人の皆さんは、例により、仕事そっちのけで20日の夜から並んでいたわけですが、ネットや電話による申し込みも朝から殺到して、コンピューターシステムがダウンしてしまい、窓口に並んでいた人たちも
「おい!どんだけ待たせんねん!」
と怒り心頭。さらに買えなかった人たちなんてえらい怒ってはりました。台風接近で蒸し暑いしねぇ。

前回アテネ直後のお披露目会よりもチケット販売数が減っているため、余計に殺到したのだそうだけど、その分は協賛スポンサーや政府関係者に回っているみたい。
でもすごいよね、聖火リレーでも思ったけど。
「愛国」とか「中華民族の誇り」とかそういうのにすごく流されるんですよね、香港人って。
じゃ、「六四」とかの民主活動は?と問えば
「中国の民主化を促すための『愛国活動』」だって。モノは言い様。

その一方で、チベット問題など民族問題には無関心というか、香港人には全然関係ないと。
相当な卑怯者もしくはアンポンタンだ。
正面切って声を上げているのは長毛・梁国雄ぐらい?
中共に懐柔されることをよしとしているんだから、我々外国人が「お前ら、アホや間抜けや」とわーわー言ったところで、詮無い話ですけど。

<金牌健児表演予定>
8月30日 10:30-12:00
・卓球 張怡寧、王皓(石硤尾公園体育館)
・バドミントン 張寧、林丹(九龍公園体育館)
・飛び込み 郭晶晶、何沖(荃湾城門谷プール)
・体操 程菲、楊威(エリザベス体育館)
17:30-19:00
・金メダリストを迎えて歌舞音曲の集い(香港大球場)

なお、飛び込みのおねーちゃん、郭晶晶は香港立法会議員でIOCメンバー、此度の北京五輪招致にも少なからず貢献したティモシー・フォッ氏の息子と付き合っている。偶然か故意か、郭のメダル授与はフォッ氏でした。笑っちゃった。
あ、それと台風
速度落としながら確実に接近中。22日午後には「シグナル8」発令でしょう。



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