<アイキャッチ画像:「為港為己投一票=香港のため、自分のための一票を」と訴える林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官(立場新聞)>
中央による選挙制度の「魔改造」のもと、初めての立法会選挙は、いよいよ明日12月19日。まあ、これまでのようなワクワク感はないね、香港選挙おたとしては(笑)。
投票日を前にして、立法会議場の前面には香港特区の区徽に代わって、中華人民共和国の国徽が掲げられた。この取り換えについて、立法会秘書部門は「『國旗及國徽條例』に従い、立法会議員の宣誓式の場には國徽を掲げなければならいので」と言う。ま、色々と変わるのですな…。
で、候補者の皆さんはこういう面々と相成った。
まずは直接選挙枠。各選挙区から2人ずつ選出される。民主派も立候補してるから、決して「民主派排除」ってわけじゃないよ。と思わせるための…とか詮索してしまうな、これは…。
こちらは業界別立候補者一覧。労工界(労働界)からは3名、ほかは各1名選出。一般選挙民は関係ナシでそれぞれの「界」で投票。
そして新設枠の選挙委員会。51名立候補者がおり、1,500人が投票して40名を選出。
こうして見ると、薄汚れたTシャツの立候補者が一人もいない(笑)。ロン毛の奴も一人もいない(笑)。
最初にも記したけど、わくわく感セロの立法会選挙。「民主派はどこまで伸ばすのか、建制派は過半数超えるか?」なんてのがまったくないからね。きっと投票率もよくないでしょうね。で、なぜこうなったのか。一昨年、「光復香港、時代革命」を叫んで破壊の限りを尽くした諸君、自分の胸に手を当てて、よく考えたまえ。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。