Go! Go! HAWKS 2015
ホークスvs バファローズ25回戦
悲願の大阪胴上げは、夢の続きとなった翌日、我がホークスは、パ・リーグ史上最速で今季のリーグ優勝を決めた。まあ、満員の本拠地で胴上げできたなら、それはそれでよし。
さあそのあとがどうにもこうにもよろしくない。非常によろしくない。こいつは困りもんだという状態の日々。「100勝近くはいくだろう」なんて考えていたら、結局はシーズン最終で90勝止まり。トリプルスリー達成の柳田が、9月26日にマリーンズのイ・デウンから左膝付近に受けた死球の当たり所悪く、最初の打席から途中交代。どこまで打率、本塁打数、盗塁数を伸ばしてくれるのか、一体タイトルをどれだけ獲るのかなど期待が大きかっただけに、これは大ショックだし、CSもちょいと不安。
柳田抜けた打線は、急激につながりも迫力も欠いてしまい、最終戦まで貧打続く。いかに今季、柳田がこの打線を遣り回していたかがわかる。
こういう雰囲気の中で迎えた大阪最終戦は、我が軍先発が武田、敵軍は西という若きエース対決。ロースコアゲームになるとは予想されたが。
一たび狂いだした歯車は、素人の予想なんて簡単に覆してしまう。怖い怖い。
最初の地元大阪での最終戦で勝って、ぶっちぎりシーズンを終えたいホークスファンと、悪夢のようなシーズンをとっとと終わらせてほしいバファローズファンでびっしり埋まった屋根付き大阪球場は、3万3千を超すほぼ満員。昔は、パ・リーグに限らず、読売以外は最終戦なんぞ、秋風の吹く平日デーゲームで、数千人の物好きなファンが集まる程度だったが、今は人気選手の引退試合なんかをからめて、うまいこと客を集めるね~。相撲の千秋楽に人気力士の断髪式をセットしたようなもんだから、どこでも客足良好だ。今年はいろいろ引退するから余計にね。
そう言えば、我が軍でも「引退か?」との報道が一瞬駆け巡るも、実は「退団」って人いたね(笑)。大阪遠征にも帯同して挨拶くらいはするんだろうと思いきや、その前の福岡三連戦で終わっちゃった…。
結局、今季のこの球場で、この眺め以外からの「本日のお座席~」は3回にとどまった。来季は、最低でも10回。遠くない将来には、この眺め以外からが全部というようにしたいね(笑)。
柳田君は守備練習せず、外野で軽くキャッチボールするだけの特別練習メニューで。後姿見る限り、まだ足は痛そう。CSまでには治しておいてね。
最終戦(ホークス16勝9敗)勝:西(10勝6敗0S) 負:武田(13勝6敗0S) 観衆:33,310人
まあ2安打では勝てるわけがない。いや、たとえば四死球と失策で満塁が二度あって、いずれも満塁本塁打が出た! とかなら勝ってたかもしれんけど、そういう夢物語は普通は起きないから、夢物語。ほんと「どっちが優勝したチームですか?」な試合展開には、もはや小生は喫煙広場でウダ噺に興じる気すら起こらず、頂き物のお菓子類をバリボリするしかなかった(笑)。
色んな原因があって、優勝以降の低迷があるわけだけど、それをここであーだこーだ言ったところで始まらないし、そういうのは講釈の達者な人に任せればいいから、何も言わないけど、この日の試合を見る限りでは、楽勝と思っていた年間90勝以上もかなり危うい様子(結局ギリギリで90勝には到達したけど)。ま、CS、日本シリーズで勝ってくれればそれでよし、敗退してもリーグ優勝には違いないんだから、それもまたよし。
せいぜいおきばりやす!
さて、去る人多し秋の夕暮れだが、敵軍のこの人もグラウンドを去る。この日が引退試合となった谷亮子の旦那さんは、代打で打席に立った7回裏に、右前安打を放ち大声援を受けていた。これがきっかけで敵軍はこの回に一挙4点、試合を決定づける。ここで武田が踏ん張られなかったのは、何とも残念。真のエースへの道はまだまだ遠い、というところだな。
試合終了後、工藤監督以下、コーチ、選手諸君がレフト付近へ大阪最終戦のあいさつに来たが、「無様な負け方したのに、チンタラ歩いてくるな!タッタターと走って来んかい!」と怒鳴っちゃった。背伸びしながら、寝起きみたいな感じでタラタラ歩いて来る奴もおるから、余計腹立たしいね。こういうダラけた姿は印象よくないな。最後まで溌溂と動きなさい。
とまあ、これで今季の野球観戦は終了。ただ、神宮でスワローズと対戦になれば、行ってみたい気もするな。
よもや、甲子園で日本シリーズはありますまい。あったとしたら、それはCSというものを考え直す大きなきっかけにはなるだろうけど…。両リーグで最も成績の良かったチーム同士が対戦してこその、日本シリーズよ。でしょ?
(平成27年10月3日 大阪昼間試合)
ところで。
今季の観戦成績を振り返ってみると。
<一軍戦>
4月14日 Bs 大阪 ○ 4-2
4月15日 Bs 大阪 ○ 7-4
4月16日 Bs 大阪 ● 3-6
5月1日 Bs 大阪 ○ 5-2
5月2日 Bs 大阪 ● 2-4
5月3日 Bs 大阪 ○ 3-2
7月9日 E 大阪 ○ 4-1
8月18日 Bs 大阪 ○ 1-0
8月19日 Bs 大阪 ● 1-2
8月20日 Bs 大阪 ○ 6-1
9月15日 Bs 大阪 ● 1-6
9月16日 Bs 大阪 ○ 2-0
10月3日 Bs 大阪 ● 0-6
<二軍戦>
6月13日 Bs 和歌山 ○ 7-6
7月29日 T 甲子園 ○ 6-5
一軍戦*13戦 8勝5敗
二軍戦*2戦 2勝
TOTAL*15戦 10勝5敗
今年もまた相撲みたいな数字になった(笑)。そして戦績は 並の大関より優秀な「10勝5敗」。平幕なら敢闘賞ものだ(笑)。
来年はもう少し減らして、気楽に過ごしたいな…。ねえ、大阪圏にパリーグ三球団あったころには、年間70試合程度は行ってた人間がこういうことを言うのよ。えらい時代になったものよ…。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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