Go! Go! HAWKS 2015
ホークスvs バファローズ21回戦
前日、打線がちょいと疑わしい旨したためたが、悪い予感的中。世の中というのは実に奇妙奇天烈にできているもので、よい予感などまったくと言っていいほど当たらず、悪い予感ほど、ほとんど百発百中だ。だから宝くじも決して当たらないのである(笑)。
やはりこれも前日にぼやいたが、北海道の食肉産業チームが一向に負けない。だからこっちが勝ってもマジックは一つ減るだけ。まあ、マジック30幾つの状態だから、減った減らないに一喜一憂するのもどうしたものかとは思うけど、やっぱり気分がよろしくない。いくら「よそのことはさておき」、とは言っても、程度というもんがありましょう。ちゃいますか?
適当に休憩しながらとは言え、応援団君が前に立って旗振ったり、トランペット吹いたり、時に太鼓打ったりするこの席で、3時間以上、毎日野球を見るのはしんどいよ、さすがに50歳も過ぎると。「何してんやろ、俺?」って思うこともしばしば(笑)。
試合は、前日同様にロースコアの展開。ねえ、やっぱり打てないね。苦手とされる東明を金子ちーに続いてぶつけてくるあたり、BsはBsなりに「シーズン前の優勝候補」としての意地は見せる。ポスターなんかにも「あきらめてる奴なんて一人もいない」ってなコピーが躍るが、その割には、Bs側のスタンドは寂しい。
一塁側、すなわちBs側の上層スタンドは、この三連戦、終始ご覧のとおりほぼ「無人状態」だった。特別ユニフォームを配布する日は満員になるようだけど…。「あきらめてる奴なんて一人もいない」なら、せめて半分は埋まるだろうに…。営業がどんなに頑張っても、やはり勝負事。勝たないことにはお客は来ませんわな。
さあて、よその心配より我が方の心配。相手が金子、東明だからなのか。それとも実際にちょいと深刻な状況なのか…。
第21回戦(ホークス14勝7敗)勝:東明(7勝5敗0S) セーブ:佐藤達(1勝7敗7S) 負:中田(7勝5敗0S)
本塁打:Bs・中島 10号ソロ(4回) 、ブランコ 5号ソロ(4回)
観衆:24,205人
1、2回、両軍同じような展開で試合は進む。立ち上がりに2、3点取られるのは承知のことという、不安な先発・中田だが、割と調子よく投げている模様。
先に均衡を破ったのは、我が軍。「スコアブック上」では、明石、福田、柳田の三者連続二塁打で1点先取。が、あくまで「スコアブック上」「記録上」。先頭打者明石は、三塁を欲張ったが、中堅・駿太の好返球に刺されて憤死。これが試合の明暗を分けたように思う。ここから、東明は見事に投球を立て直す。捕手・山崎の好リードも大きかったと思うが、その好リードをきちんと自分で理解して、投球を立て直すあたり、東明もなかなかの好投手である。
中田は、中田なりに好投していたが、4回裏の中島、ブランコの二連発はいただけない。せめてどちらか一発にとどめておけば、試合の行方はわからなかったはず。
試合の行方はわからなかった…。と言ってはみたものの、この日は珍しく敵軍側のリリーフ陣が機能した。前週、福岡での三連戦第一戦で、柳田にサヨナラ本塁打を打たれ、苦杯をなめた佐藤達也だったが、この日はきちんと9回を三人で締めくくり、我が軍、万事休す。
このところ、「わき腹痛」という、なんだか取って付けたような理由で、ベンチ入りはすれども試合に出ず状態だった内川が、9回に代打で登場。三振に終わったが、その三振が、彼が納得する三振だったのか、はたまた、「こりゃ、やっぱりアカンわ~」という三振だったかは不明。前者であれば、一安心なのだが…。ま、今、無理して出場して、後でCSに影響出るのもアレな話なので、ここは焦らずに頼みます。
これで、翌日の結果次第では、優勝マジックが消滅する可能性もある。まあねえ、こんな時期からマジックが出ていること自体がおかしいんであって、そもそも、点いたり消えたりするから「マジック」なわけで、別に慌てふためく必要はないよ。9月15日、16日のここでの二連戦で優勝決まれば、それが理想だけど…。まあ、そううまい具合にはいきますまい。
優勝マジックナンバー:28
(平成27年8月19日 大阪夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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