この日は雨。雨と言うよりもザザ降り。出がけに高校野球をチラ見したけど、あんなん可哀そうやわ～。なんでそこまで高校生を追い詰めるかな…。それでもエエ思てはるんやろな、やる方も見る方も主催者も。ほならこっちがいらん心配することもないか…。
閑話休題（それはさておき）。プロ野球は100試合を経過し、優勝の行方がそろそろ気になり始める頃。我がホークスは前夜、追い駆けて来るバファローズに敗れ、その差は3ゲーム差。残り試合数や引き分け数などを勘案すると、概ね1ゲーム差と考えてよいのかも。ということはだ、もう負けちゃいかんということだな。と言いながら、まだ8月半ば。優勝がどーの、順位がどーのを言うにはまだちょっと早い。恐らくは、9月2日からのこの対戦で趨勢がなんとなく見え、9月16日からの対戦で形勢が見えると言う感じか。でも目下の敵には負けたくない。てか、大阪ドームで今日こそ「今季初勝利」を見たい！ 見せてくれ！ 頼むわ！
土曜の夜間試合と日曜の昼間試合は、福岡からの遠征組には、もってこいの時間割。まして盆休み。ってわけで、遠征組の顔触れが一気に増えた屋根付き大阪球場（通称・京セラドーム大阪）の三塁側～レフトスタンド。雨の中、長蛇の行列、ホンマご苦労であります！
もちろん、いつものお座席です。前日のエントリで「ホームベース上の出来事、見えませんねん」って書いたが、ホームベース上はおろか、マウンド上での出来事も見えずで、攝津の右手に打球が当たってしまったのも見えず…。はぁ…。齢は取りたくないもんでやんす。
この日の先発は、我が軍・中田、敵軍は西。底意地が悪い（笑）森脇監督は金子千尋に西と、我が軍が苦手とする投手を次々と当てて来て、ゲーム差を縮めようとする。まあ、底意地が悪くなくてもそうするんだろうけど（笑）。こちらは中田先発ということで、5回までに3点くらい取られるのは覚悟の前。ってことは、強敵・西からそれ以上得点せねばならぬわけで、こりゃ大変だ！ いくら後半戦に入って調子を落としている西とは言え、得意の我が軍相手だと息を吹き返すかもしれんからね…。怖い、怖い。
勝：佐藤達（3勝4敗1S） セーブ：平野佳（1勝1敗33S） 負：森（3勝1敗） 本塁打：糸井13号ソロ
観衆：30,085人
「3~4点取られる」のが、覚悟の前の中田が先発だからどうかは知らないが、攻撃陣は初回から西を捕えた。先頭の中村が安打出塁、続く今宮が送りバントを決め、3番内川が適時打で鮮やかな先制。が…。4番のあの人は画に描いたような併殺で追加点の好機を逃す。裏にはあっさり同点を許す中田に「あ、今日も中田は中田やったな」みたいなね（笑）。
4回表。ようやく4番のあの人が二塁打。これを足掛かりに敵失や死球もからみ3点をあげて勝ち越し。久々に湧きかえる三塁側～レフトスタンド。が、中田、あいかわらずピリッとせず、死四球連発無死満塁のピンチを招く…。ここはなんとか内野ゴロの間の1点に抑えたが、立ち直りを見せない5回裏には、先頭の糸井に本塁打を浴び、ペーニャ、T-岡田にも連打浴びて降板。二番手の柳瀬もこれを押さえきれず、川端に適時打されてとうとう追いつかれる始末。まあ、結果論だけど、ここは頭から柳瀬でよかったんじゃないかなと。言うのは後でなんとでも言えるけどな。
5回裏、レフトポール際に集う緑色したおいやんたちの集団に遊びに行った直後、糸井のホームランが飛び込んできて、泉州から来ているひときわ葉緑素の濃いおいやんがこのボールを「奪い取る」のを目撃。敵のホームランでも嬉しそうにみんなに写真を撮らせるあたり、おおらかな気分で野球観戦を楽しんでらっしゃるご様子でなによりでやんす。ただし、異常なまでに騒々しい集団ではある。じっとしとれ！ちゅーねん（笑）。
6回には森福も打たれて、勝ち越されてしまう。また勝てないのか？大阪で！どないやねん、自分ら！みたいな空気が充満し始めたが、7回には柳田の適時打で同点に追いつく。いけるで！今日は！みたいな空気が今度は出来上がる。しかし世の中甘くはない、今年のバファローズも甘くはない！
7回裏をぴしゃりと押さえ「さすがに森が出ると、試合が引き締まりまんなぁ～」なんて喫煙広場でみなさんと話していたら、アナタ、8回裏にその森がなんと鉄平に目の覚めるような左越二塁打を打たれて2点献上。9回表、守護神・平野から1点奪うもそこまで。こうして屈辱の「大阪ドーム今季7連敗」を喫したのであった。あ～あ、南無阿弥陀仏、っと。
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もうねえ、こうなると対バファローズ戦の勝敗はどうでもよくなって、とにかく「大阪ドームでの勝利」というものを早く見せてくれや、おんどれら！ って気分になっちゃうわけで。頼むで、なあ、ホンマに！
みなさんのご熱心なる声援が、明日の勝利をもたらしますように…。
（平成26年8月16日 大阪夜間）
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
