Go! Go! HAWKS 2013
ホークスvs バファローズ13回戦
前日の「なんともなぁ~」という負け試合のムードそのままに、翌日の戦いに入ってしまうのが、交流戦明けてからのホークスの戦いっぷり。
オールスター明けは、ややその嫌な感じも消えつつあるけど、油断は禁物。さあ、今日の先発はおよそ2ヵ月半ぶりの登板となる武田翔太君。フォームが崩れているとかで、一軍登録抹消。本来なら、もう少し下での実戦を重ねてから一軍昇格すればいいんだろうが、一軍先発陣の台所事情は、極めて厳しい折、そんな悠長なことも言ってられずに、今回の登板と相成った次第。ある意味、「一か八か」みたいなもんだわな。
対する金子千尋は万全の態勢での登板。現時点での奪三振王でありまする。何度も「勝率5割」の壁につき放されてきたバファローズだけに、まさに必勝を期しての登板。さあ、我が軍はあっさり金子にひねられて、またもや借金生活に戻るのか、それとも、武田が1年前にすい星のごとく現れたような「上から翔太」な投球を披露するのか…。
連日、指定席で観戦するほどアタシは金持ちじゃないので、この日はいつものレフト側外野席から観戦。ここへ来ると、「観戦」というよりも「応援」ということになってしまう。それはそれで別にかまわないのだけど、やっぱり「観戦」に重きを置きたいんだ、本音を言えば…。試合開始1時間前に開門。で、入場すると、ご覧の入り具合。まあ、今日も観衆1万5千人程度でしょう。しゃあないわな「5割攻防戦」なんやから(笑)。
試合は、大方の予想通り、「金子千尋ショー」の様相。とにかく「手玉に取る」とは、こういうことを言うんだというような見事なピッチングを繰り広げる。いら立つレフトスタンド、応援団は早くも「おい!打て!<選手名>」のコール。ホント、「おい!打て!」だわな、この無様な有様は…。
一方、我が方先発の武田は、四球が多く、イマイチパッとしない投球内容。素人目には、ピッチングフォームのどこをどう修正したのかは、皆目見当がつかないが、どうも修正は上手くいったとは言い難い内容。先取点を与えてしまったが、なんとか1点で切り抜けるも、不安はぬぐいきれないねえ…。
さあ、ところがだ。
あんなに絶品の投球で我が方を翻弄していた金子が、急におかしなことになってしまうから、野球は恐ろしい。
5回表、先頭の松田が2試合連続の11号アーチを右翼席へ放り込むと、続く内川が安打で出塁、バントで二塁へ進んだところで、今宮が逆点打を放つという展開に。マッチのイニング先頭打者本塁打で、金子の調子がおかしくなったのか? とにかく見事な逆転劇に3塁側~レフトスタンド、大いに沸く。
さらに6回表には、先頭の中村が安打と敵失などで三塁に進むと、長谷川が適時打でホームへ迎え入れるという、鮮やかな得点シーンも。金子がおかしなことになったのは、この2イニングだけなので、よくそこを見逃さず、得点したもんだ!ここが、5割の境界線なのよ、オリさん!
第13回戦(H・5勝8敗0分)
勝:森福(2勝2敗) セーブ:五十嵐(1勝2敗4S) 敗:金子8勝6敗
本塁打:H-松田11号
観客数:16,009人
結局、武田は勝ち負けにかかわること出来ず、5回途中に降板してしまった。足がいわゆる「こむらがえり」状態になったとかで、大事には至っていないらしく、そこは一安心だけど。
喫煙所で皆さんと語っていたんだけど、「結局、そういうことになるのは、走り込み不足ちゃうの?」と。久々の先発マウンド、その上、初回から制球が定まらず、死四球連発という状況は、すべてにおいて準備不足という感が否めない。そんな武田を先発させた首脳陣にも罪はあるが、そうせざるを得ない台所事情もあるわけで、やっぱりそこは、本人がこの状況をきちんと把握して登板に臨まなければなあ…。厳しいことを言うかもしれないが、武田にはそれくらい期待しているわけだから、皆が。
こうして、我が方は貯金を1とし、破れたバファローズは、またもや「5割」到達成らなかったわけでありまする。気の毒にねえ…。
明日も勝つぞ! ホークス!!
勝って貯金を確実に増やしていこうぜ!!
(平成25年7月31日 大阪夜間)
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
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