【Go! Go! HAWKS 2013 11】vsバファローズ12回戦

Go! Go! HAWKS 2013
ホークスvs バファローズ12回戦

夏休み真っ盛り!

さぞや球場は子供たちや親子連れでにぎわっていることだろうと思いきや…。

京セラドームで行われたバファローズvsホークスの3連戦は、3試合とも観客数1万5千人前後という、あまりにも寂しい光景だった…。

特に、PL花火大会とバッティングした8月1日は、1万5千人も割ってしまい、いくら4位と5位の「勝率5割攻防戦」とは言え、これは無残だ。オリ球団も、ある程度想定もしていたのか、この3連戦では同球団サイトを通じて特定の座席のチケットを購入した人のうち、希望者には、ホークス夏の恒例行事「鷹の祭典」のユニフォームをプレゼントという、ホークスファン垂涎(?)の企画を立てていたが、これとて、さほど効果があったようには思えない。

って言うか、大阪の場合、「ソフトバンクファン」というよりは「南海ファン」という立ち位置の人がいまだに多数いるので、この企画は今年で数回目だが、例年、反応が薄い。もっとも、ホークスがシーズン前の予想通り、首位を快走し、さらにバファローズがそれを僅差で追撃しているという状況だったら、もう少し違う光景が見られたかもしれないが、前述の通り「勝率5割攻防戦」では、たいした集客は望めない。これが、両球団の現実である。

さて、どんだけ嘆いてみても現実が変わるわけはないので、我々はいつものように球場に馳せ参じ、「こら!もっとしっかりやらんかい!」と声をかけるしかできないのであるからにして、たとえ1万数千人であっても、各々のスタイルで贔屓チームを叱咤激励するわけです。ええ、皆さん、ホンマにお好きですわ、そして何よりも熱心ですわ…。

この日は、指定席…(グダグダ言いながら、鷹の祭典ユニ付きの席を確保しているアタシwww)。ってことで、外野席のように早くから並んで席を確保する必要もなく、ゆったり出勤(笑)。到着した頃には、丁度、おねーちゃんらの舞踊が始まるところで、ステージへ。

IMG_0610「は? おねーちゃんじゃなく、猫娘?」

開催中の催しのPRに来たという、水木しげる漫画の「トップ3」が勢ぞろい。あ、ちなみに、猫娘が好きです。目つきと性格が…(笑)。

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一通りのPRが終わったところで、Bs Dreamsや「べるたそ」として人気爆裂のバファロー・ベル、バファロー・ブルが登場。かぶりつきのお兄さんやおじさん、ずっとカメラで動きを追っかけてる、すごい情熱。とにかく、色んな企画を立てて、まずは球場へ足を運んでもらおうという、球団の涙ぐましい努力は、認めてあげたいと思う。実るかどうかは知らんけど…。

IMG_0611ステージも終わり、ではそろそろ入場しましょうか、と思ったら、どえらい行列である。「これはいかに?」。もしかしたら、鷹の祭典ユニ目当てのホークスファンが大挙押し寄せているのか?後ろに並んでた人が「これ、阪神戦より行列長いで~、えらい人気やん」と言ってたが、にわかに信じがたい…。

で、入場してみたら…。

アハハ、いつもの京セラドームやん(笑)。もうこの時点で、「今日は1万5千人くらいでしょ」と、読めてしまうという、この悲劇。あんなに色々と集客イベントやってるのにねぇ…。世間は振り向いてくれませんなあ…。敵球団ではあるけど、同じパ・リーグのファンとしては、心の底から同情してしまう。そして「世間よ、振り向け!」と、言いたいねえ。

まあ、敵のことはこのあたりで置いておき、今日は、いいお席なので、まったりとゆるやかに観戦しましょう…。と、言いながら、ダメな場面ではついつい「こらぁ~!ボケ!二軍でやり直してこい、あ~んだら!」などと、お下品な叫び声を上げてしまいます。だって俺、大阪球場育ちなんやもん(笑)。

第12回戦(H・4勝8敗0分)JULY.30勝:マエストリ(4勝2敗0S) セーブ:平野(1勝4敗21S) 敗:寺原(3勝5敗0S)
本塁打:H-ラヘア14号、松田10号Bs-バルディリス13号
観衆15,809人

試合は、あまり触れたくない内容。いや、接戦と言えば接戦ではあった、あくまで「4-3」という結果だけを見たら。

しかしながら、先発の寺原は、全てにおいて甘いし、打線はクリーンナップがつながらない。当てにならないラヘアが2ラン打って、一瞬盛り上がったけど、寺原は次の回にあっさりと、実にあっさりと逆転を許すという始末。最終回には、このところかなり不調の松田が本塁打したものの、時すでに遅しの、ささやかな反攻。せっかく先の「鷹の祭典」で4連勝を遂げて、意気揚々と大阪へ乗り込んで来たはずなのに、なんだか交流戦直後の「最悪なホークス」を見せられた気がして、いや~な感じ。

IMG_0614いつものことながら、盛り上がり具合は、終始、3塁側~レフト側が勝っているんだけど、なにせ、この空席状況だから、しれたものである

球場を出て、一服ふかしていたら、見ず知らずのおっちゃんが話しかけてくる。「な~、うまいこといきまへんな~」と。そう、うまいこといかんのである、今年の戦いは特にねえ。

とにかく、寺原にはもうちょっとびしっとしてもらいたいもんである。そして打撃陣はクリーンナップの回復を願うのみ。得点しないと、そりゃ、勝てまへんで、いくらなんでも…。

翌7月31日は、約2ヵ月半ぶり登板の武田。相手は、このところ調子を上げてきているエース、金子千尋。なかなか打てないよ~、金子は…。

(平成25年7月30日 大阪夜間)


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