バファローズVSホークスの対戦が8月17日~19日の3日間ありまして、例の如く、観戦してまいりました。
小久保裕紀が引退を表明しました。
そう遠くない将来にそういう日が来るであろうとは、思ってはおりましたが。
実を言いますと、小久保に対しては、他のホークスファンほど思い入れがないのですよ。
小久保のデビュー翌年には、小生はすでに香港に暮らしておりまして、ナマで見る機会がないと、どうしても思い入れレベルが低くなってしまいます。それは、小久保に限った話ではないのですが。
ホークスファンだということで、小久保引退表明に関する話題を振られたりするわけですけど、何の思い入れも抱けないし、思い出もないため、何も語ることができません。2000本安打記念グッズもまったく欲しいと思いません。仕方な いですね…。水臭いと言われるかもしれませんが、語りようがないのです。
その小久保、今回の三連戦では出番なし。というか、「出る幕なし」と言った方が適切か。すでにこのチームは順調に新旧の入れ替えが進んでいて、小久保が出なくても、松中がいなくても、勝てるチームになりつつあるようです。
ただ、そこは精神的支柱として、小久保には「日本シリーズ最終戦」まで、ベンチ入りし、ここというときに、「小久保の小久保たる所以」を将来を担う若手たちに示してもらえるものと、思っておる次第です。
さて、三連戦、1戦目は陽のプロ入り初完封にペーニャの2発、2戦目はすっかり左のエースの貫録・大隣の快投と復調した内川の4安打で、すっきりと勝てた申し分ない展開だったのですが…。
3戦目は、やっぱり京セラドームのBs戦。4時間を超すグダグダな展開と相成ります。
【16回戦】
勝利投手*陽 1勝
敗戦投手*山田 1敗
本塁打*(H)ペーニャ16、17号
ま、大体この角度から見ることが多いですね、この球場では
【17回戦】
勝利投手*大隣 11勝4敗
セーブ*岡島 1S
敗戦投手*小松 2勝3敗
ハリーも遠征してましたわ
あちらさんのラッキーセブンに浴衣姿で舞い踊る「べるたそ」
何イニングかは、こんな特等席で見させてもらいました。
ちなみに、僕と「となりん」の大阪ドームの相性は「無敗」です!
「ラッキーセブン」に盛り上がる三塁側ホークスファンの皆さん方。
この3連戦も三塁側の客入りが一塁側を圧倒してました
【18回戦】
勝利投手*武田 4勝
セーブ*岡島 2S
敗戦投手*マエストリ 1勝1敗
本塁打*(H)長谷川2号 (Bs)バルディリス9号
この日は朝から腹具合が悪く、できればさっさと帰りたかったのですが、一向に試合が進みません。
我が方先発の「上から翔太」こと武田君も、どうにも間合いが長く感じられま す。がそこはさすが!終わってみれば5回を投げて被安打4、7奪三振で失点1。 やっぱ、この子はタダモノではないですな。将棋が趣味らしく、それが投球にも大いに良い影響を与えているとか。アタシが指すヘボ将棋とは違うのでしょう (笑)。
腹具合は回を追うごとに悪くなります。その都度、岡田監督は投手交代をしますので、アタシもその都度「早よ帰りたいねん!もう、ええ加減にしてぇなぁ~~!」と野次を飛ばしますが、一向に受け入れてくれません。困った人ですョ、まったく。
最後には守護神・岸田がマウンドに立ったのですが、裏目に出て、一時は10-4に。我が方も、「勝負あった」と油断したわけでもないのでしょうが…。9回裏に4点取られてなおもサヨナラの危機が続きます。
この時点でアタシは「もう、引き分けでええから、早よ終わって」と、何度も声を張り上げています。最後も「京セラの盲点」、フェンス際の攻防が見えないところに大飛球が飛び、心臓が口から飛び出るほど戦慄が走りましたが、台の上か ら見ていた応援団リーダーの安堵の表情見て、飛び出しかけてた心臓が元に戻ったという、非常に身体に悪い試合展開でした。
チームはこの時点で5連勝。
一時は「阪神とどっちが早く最下位に沈むのやらw」と思ってましたが、あれよのうちに首位戦線に復活。小久保が引退表明してから破竹の快進撃が始まったわけですが、言いかえれば、それほどにポテンシャルの高いチームでもあるという証しですな。
おかしなもんで、シーズン当初は「今年はとりあえずAクラス入れば御の字」と思っていましたが、こうなると、やっぱり優勝を目指せ!と思います。ま、そこは秋山監督に倣い、「一戦一戦」。大きな連勝は不要ですから、各カード確実に勝ち越しを重ねて、3連覇目指してほしいと思います。
一方のバファローズはかなり深刻ですな。
成績もさることながら、観客動員も。「ドル箱」の大阪でのホーク戦が、土、日の開催にもかかわらず、3万を超えなかったのはホークスファンとしても予想外でした。
どうぞ、お気張りやす!
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。