CSの「フジテレビONE」で、広瀬叔功のインタビュー番組を見た。
CMを挟まず、ほぼ1時間、元NHKのスポーツアナで現在もCSの野球実況でおなじみの島村俊治氏がインタビュアーで、濃密ないい番組だった。
で、こういう番組を見ていて思うのは、やっぱり自分は「福岡ソフトバンクホークスのファンではなく、あくまでも南海ファンである」ということ。件の番組で、広瀬選手は今のホークスには何の思い入れもない、別のチームやと、断言してはったもんな…。そうやろうな…。そういう気になるわな…。
と言いつつも、小生は福岡のホークスも応援していますよ、南海の「直系」のホークスですからね。でもそれは、とても複雑な心境でもありましてねぇ、言ってみれば「小さい頃から社会人になるまで、めちゃくちゃ仲の良かった親戚の子が、親の転勤がらみで福岡へ行ってしまい、以来、ほとんど交流がなくなってしまった」ような関係…。う~ん、うまく言えませんが、なんかそんなような感じ…。
そりゃ、優勝したら嬉しいし、べベタだったら腹立つし…、なんですが、明らかに南海時代とは入れ込みようが違いますね。南海時代を100としたら、今の力の入れ具合は、10あるかないかですから。仕方のないことなんですがね。
で、ふと、「1番センター広瀬、背番号12」が懐かしく、もちろん「1番センター島野、背番号10」も懐かしいし、「1番サード藤原、背番号7」も懐かしいけど、「南海の1番バッターはやっぱり広瀬でなくちゃいかんでしょ」ということで、南海ホークスのベストオーダーを自分勝手に想像しちゃいました。こういうことをするしか、自分の好きな球団に思いを馳せることができない…。悲しいことです。
小生が初めて大阪球場へ行ったのは、昭和43年か44年だったと思いますが、ここではそれを昭和43年ということにし、南海最後のシーズンとなった昭和63年までの在籍選手でオーダーを組んでみました。あくまでも主観ですから、あの人がいない!とか、こんなんありえへん!とかは、笑って許してw。
こういうのを見て「単なるノスタルジアだ」と言われるかもしれませんが、確かにそうです。でも、今年の福岡のホークスを考えるより、こっちを考える方がよっぽどワクワクするんだから仕方ありません。だからと言って福岡のホークスが「どうでもいい」ってわけではないのですがね…。実に想いは複雑です…。
このオーダーに関して付け加えると、小生がはっきり記憶にあるのは、野村監督就任の昭和45年以降です。また、記録は二の次三の次で、とにかく小生の好みや記憶や印象を元にしています。
<前発オーダー>( )は控え。青字:第一候補、赤字:第二候補
1 中 広瀬叔功(島野育夫)(佐々木誠)
2 二 桜井輝秀(トニー・バナザード)(河埜敬幸)
3 指 門田博光(ジョーンズ)(山本雅夫)
4 捕 野村克也(柴田猛)(黒田正宏)
5 一 クラレンス・ジョーンズ(片平晋作)(柏原純一)
6 左 カルロス・メイ(河埜敬幸)(相羽欣厚)
7 三 国貞泰汎(藤原満)(富田勝)
8 右 新井宏昌(樋口正蔵)(山本和範)
9 遊 小池兼司(久保寺雄二)(佐野嘉幸)
長くなってしまったので、各選手の思い出やコメントは次回やります。
あ、広瀬叔功を知らない人もいるわけね。調べてください、ググってください(笑)。まあ、簡単に言うと、「世界の福本」が出てくるまで、盗塁と言えば広瀬だったと。そして南海ホークス黄金時代を支えた天才的な選手だったと。
え?南海ホークスを知らない?? 勝手にしやがれ(笑)。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。