早いもので、ホークスとバファローズの試合も、この3連戦で今季最終戦を迎える。
そしてパ・リーグはまれにみる大混戦。
この3連戦に突入の時点で、最下位の東北楽天以外の5球団はいずれもクライマックスシリーズ進出の可能性があり、まさにサバイバルの様相。
我がホークスは、一時は首位に立っていたものの、9月に入ってからは勝ち星なし。
ここ数年、8月以降の「大失速」がお約束のようになっていただけに、これは一大事。
本当に「今年はやらんといかんばい!」
関西地区のホークス最終戦でもあり、そしてこのチーム状況。
「応援せんといかんばい!」
と、神戸のスカイマークスタジアムへ!
9月3日(金)
第22回戦(H・11勝8敗3分)
勝:中山 (2勝2敗0S) 敗:小椋 (4勝8敗0S)
本塁打:Bs-カブレラ20号、T-岡田32号、後藤14号
観衆18,311
きついことも言うけど、小椋は好きな選手のひとりなんだ。それだけに…。
無様な敗北とはこんな試合のことでしょうな。この日は内野席でゆったり観戦だったわけだけど、真下にブルペンがあり、先発・小椋の仕上がり具合を試合前に素人なりにチェックしたんだ…。いや、多くは語りますまい。
この試合での小椋は、今季ようやく1軍定着し、しっかりローテの一角を任されている投手の投球じゃなかった。
小椋は1回、2死1塁からカブレラに第20号2ランを打たれ、2回にも2死3塁から坂口にレフト前タイムリー。打線はオリックス先発・中山の前に、前半5回をたった1安打。
小椋も踏ん張りはした。3・4回の2イニングで5者連続三振、5回も先頭から三振を奪い、6者連続三振。ところが突如2四死球などで2死2塁1塁としてしまうと、カブレラにタイムリーを打たれ、続くT-岡田には第32号3ランで計4失点。6回にも1点を失い、降板。小椋の悪いパターン。この繰り返し。
打線も「それだれ?」的存在の中山の前にたった2点。小椋の投球だけじゃなく、チーム全体が優勝争いしてると思えぬダメっぷりに、8回表の攻撃終了後に球場を後にしたわけです。
9月4日(土)
第23回戦(H・11勝9敗3分)
勝:比嘉 (1勝0敗0S) 敗:金澤 (0勝1敗0S)
本塁打:Bs-カブレラ21、22号
観衆15,030
イチロー選手が最高の球場と絶賛するスカイマークだが、この日は最低の球場だった。気候も試合展開も!
暑い!とにかく暑い!なぜにデーゲームなんだ!
この記録的な暑さの中でのデーゲーム、ホークス山崎捕手とバファローズ大引内野手が熱中症で退場、観客20名も熱中症に。
今日は外野席で「声出し応援」。Twitterで知り合った方が、最前列の席に誘ってくれた。もう、腹の底から声出して必死で応援するしかない。ファンの声も大きな戦力と言う場面を何度も見ている。僕らにできることはそれしかない!なのに我がホークスはつれない…。
気がつけば4回以降は毎回得点を許してしまっていた。先発のエース杉内がピリッとせず、頼みの中継ぎ陣も金澤、森福、攝津が打ちこまれて万事休す。攻撃はなんとか5点を取ったが、投手陣がこの状態では試合そのものが成り立たない。主砲カブレラに加え、森山、後藤、田口、坂口、大引に打ちまくられ、挙句はショートポイントで登板の比嘉に初勝利を献上。昨夜を上回る無様な負け試合となった。西武、ロッテがともに負けたので順位、ゲーム差に変動はなかったが、こういう日に勝たなけりゃねー。うーん、これは重症だ。暑さもあってへとへとになった一戦。明日は頼むぜよ!
9月5日(日)
第24回戦(H・12勝9敗3分)
勝:馬原 (5勝0敗29S) セーブ:攝津 (4勝2敗1S) 敗:比嘉 (1勝1敗0S)
本塁打:松田 18号ソロ
観衆14,608
勝利のシャボン玉が光るレフトスタンド。関西地区での応援を頑張った関西鷹狂会、今季もお疲れさんでした!
わ~い、ようやく連敗脱出。関西での今季最終戦を勝利で飾ってくれました!
先発・大隣のめげない粘投が試合を作り、必勝の「SBM48ちょ」リレーは、守護神・馬原を8,9回で投げさせ、攝津を10回裏のクローザーにもってくるという執念の投手リレー。
攻撃も10回表の満塁のチャンスに、キャプテン・小久保が決勝打。それまでスライディングキャッチなどレフトで好守を見せていたT-岡田の頭上を破るきれいな決勝打だっただけにレフトに陣取ったホークスファンは狂喜乱舞!スカーーーーっとする勝ち方にほっとしたよ。さすが我らのキャプテン!あなた、最高!愛してる!
この日は前半は昨日のTwitterつながりの方に前方の席を空けていただき、後半は以前、京セラドームでご一緒した集団に混ぜてもらい、前日同様、声よ枯れよの声援を送る。
そんな中、かつて南海・ダイエーで今で言う「ユーティリティープレーヤー」として活躍した河埜選手が応援リーダーに紹介され、「ホークスへの声援をよろしく!」と一言。さらに応援団がかつての河埜選手のヒッティングマーチを演奏して、アタシはもう涙がちょちょぎ出ましたよ!
♪打つぞ打つぞ河埜の一撃、飛ばせレフトへタイムリー♪
これで負けるわけないでしょ!
河埜選手はね、南海が5位と6位の繰り返しだった時代に、ほんまよう活躍した人でね、大好きだったんですよ。この人と門田選手と山内孝徳投手がいたから弱い南海でも勝てる試合があった…と言ったら、他の選手が気ぃ悪ぅするかもわからんけど、それくらいの選手だった…。
さあいよいよ残りは15試合。
ますます負けられない試合の連続となる。
何が何でも優勝してほしい。ほんま、お願い!
さて今回。
レフトスタンドにはTwitterからみの方々が相当数いらっしゃた模様。
ほんの数名しかお会いできなかったけど、球団サイトにある「つぶやきタカ!ボード」の効果(?)なんでしょう。
昭和の時代に、大阪球場のライトスタンドで応援していたときには想像もできない個々のつながりができています。
もちろん一人で来て一人で声出し応援して帰ってゆく人も多数いるわけですが。それはそれで観戦のひとつの方法だと思います。
でも、こうしてTwitterなどでつながり、球場で実際に「リアル」すると、ファン同士の連帯意識が高まるのは事実なわけで、その点ではこの「つぶやきタカ!ボード」は成功を収めていると見ていいのかもわかりません。
時代も変わったなぁ…。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。
1件のコメント