日本へ帰って、不思議に思うことのひとつが、「携帯電話」。
ってか、すでに「電話」ではなく、メール送受信機、ゲーム機、ポータブルステレオ…、ようするに「モバイル」ってやつですか。
文珍師匠のマクラで「みんな電車でメール打ってるの見て、位牌持ってはるんか…」というのがあり、かなり爆笑しました。
電車内やおおよその公共の場では携帯電話での「通話」が制限されているから、メールするんでしょうね。
で、こちら香港。
そういう制限は皆無と言っていいでしょう。バス、電車、公共の場、、、あらゆるところで24時間いつでも通話OK、それでこその「携帯電話」というわけで。電車内など、日本は水を打ったように静まり返ってますが、こちらは実に騒々しい…。
もし、日本みたいな「規制、制限」を設けたりしたら、まちがいなく暴動になるでしょうね。とにかく「口から先に生まれた」ような集団ですから、常にだれかとしゃべってなくちゃ落ち着かない。
別に「そんなん、いまでなくてもええやろ」みたいな会話がほとんどですが。たまに横でしゃべってはるのが漏れ聴こえる(と言うか筒抜けです)のですけど、ホンマ、どうでもええ話ですわ。
そんな香港ですが、実は少しばかりの規制もありました。
数日前の記事から。
公立病院での携帯電話、規制を緩和
公立病院を統括する医院管理局は2月、公立病院における携帯電話の利用規制を緩和した。一部の指定された医療機器を使う場所を除き、ほとんどの場所で携帯電話を利用できるようにした。患者や付き添いの市民だけでなく、医療スタッフ同士も携帯電話で常時連絡できれば、急患の処置などにも対応が素早くなる。また 公立病院では1994年以降、携帯電話が発する電波に障害を受けやすい医療機器を極力減らすよう努め、現在までに大半の機器が大きな問題を生じないものになっているという。 (2月29日付『日刊香港ポスト』より抜粋)の抜粋
注目は、「携帯電話で障害を受けやすい医療機器を極力減らすよう努め~」という政府の対応。
日本はどうでしょう。こういう動きはあるのでしょうか?
規制や制限でしばるのもいいんですが、縛られた方は当然、不自由を強いられているわけで、できるだけ縛り・不自由をなくすような努力も一方で必要ではないか、と思った次第です。
香港での携帯利用に慣れてしまって、帰国したときに携帯持っているのに、とても不自由なんですよ! 不便この上ないんですが…。
——————————————————————————————–
COMMENT:
AUTHOR: izaslava
DATE: 03/04/2008 08:05:18
HKではMTRでも携帯が圏外にならないので、みんな大きな声で話せるんですよね。
日本では地下鉄は圏外になるところが多いので、必然的にメールにならざる得ないところも・・・・。
JRでは「皆さんの迷惑に・・・・」って放送も流れるし・・・。
一度バスで携帯に着信があり会話していたら運転手さんから注意されました。
格好悪かった~~~。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 03/04/2008 15:44:40
To izaslavaさん
>HKではMTRでも携帯が圏外にならないので、みんな大きな声で話せるんですよね。
香港ってよっぽどの僻地じゃない限り圏外にはならないですよね。
深せんに近づくと、勝手に大陸の電話に切り替わるし。
>一度バスで携帯に着信があり会話していたら運転手さんから注意されました。
>格好悪かった~~~。
あります、あります、そういう経験、ばつが悪いとはあの瞬間のことでしょう。でも、そこで通話できなきない器具を携帯とはいえ、「電話」と名乗って欲しくはないでね。
—–
COMMENT:
AUTHOR: ひかり
DATE: 03/09/2008 01:42:53
文珍、面白いなぁ(笑)位牌って(笑)
俺は座禅してると『喝!』ってする坊さんを思い浮かべますね。
確かに、そうなんですよね。
病院なんかは手術室やICUの中や周囲はダメにしても、それ以外の場所では小声で話す位は解禁しても良いと思います。
俺の嫁が死んだ時(危篤になった時)に嫁の友人に連絡する為にわざわざ外に出なくちゃならず、嫁の事は気になるし、で大変でしたね。
まあ、その香港の『影響を受けにくい機械の開発』って発想は我が日本も必要だと思います。
—–
COMMENT:
AUTHOR: leslieyoshi
DATE: 03/09/2008 18:44:39
To ひかりさん
>文珍、面白いなぁ(笑)位牌って(笑)
>俺は座禅してると『喝!』ってする坊さんを思い浮かべますね。
おもろいでしょ。
俺は、菅原道真とかが胸元に持ってる板?、棒? に見えます。
>まあ、その香港の『影響を受けにくい機械の開発』って発想は我が日本も必要だと思います。
まあ、そのへんね、「酒税撤廃」って予算案発表した時点からスーパーとか小売店に至るまでビールの値段が下がる香港と、発表から「あー」だこーだ」と審議の末、3年後とかにようやく実現する日本とでは、速度が違いすぎますね…。その点では香港政府は優れてますよ。
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。