＜みんな大好きなシーンでしょ、ここ。この横には、ぶっ飛ばされて空中一回転するアイツがいるというのは、寨民の皆さんなら、先刻ご承知の通り(笑)＞
誰も期待していない恒例の今年観た映画総覧。今年は、大阪アジアン映画祭チケット前売り開始日に、父が脳出血で倒れて救急搬送という一大事が発生し、「歌舞音曲娯楽道楽どころやないで…」という気分が、結局1年間続いてしまい、ほとんど映画を観ていない。辛うじて、大阪アジアン映画祭で数本観たというところで終わってしまった。まあ仕方ないね…。そんな1年だったけど、一応、締めくくりとして、並べておきますね。
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
【1】九龍城寨之圍城
英『Twilight of the Warriors: Walled In』
邦『トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦』
2024年(香港) 言語：広東語
監督：鄭保瑞(ソイ・チェン)
原作：『九龍城寨』 余兒(ユー・イー)
製作：莊澄(ジョン・チョン)、葉偉信(ウィルソン・イップ)
脚本：歐健兒(アウ・キンイー)、陳大利(チャン・タイリー)、岑君茜(サム・クァンシン)、黎俊(ジャック・ライチュン)
編集：張嘉輝(チョン・ガーファイ) 撮影：鄭兆強(チャン・シウキョン)
音楽：川井憲次 アクション監督：谷垣健治 衣裳：葉嘉茵(カレン・イップ)
美術：麥國強(マック・コッキョン) 造形：余家安(ブルース・ユー)
出演：古天樂(ルイス・クー)、林峯(レイモンド・ラム)、劉俊謙(テレンス・ラウ)、伍允龍(フィリップ・ン)、胡子彤(トニー・ウー)、張文傑(ジャーマン・チョン)、洪金寶(サモ・ハン)、郭富城(アーロン・クオック)、任賢齊(リッチー・レン)、黃德斌(ケニー・ウォン)、廖子妤(フィッシュ・リウ)、朱栢康(ジュー・パクホン)、蔡思韵(セシリア・チョイ)、劉偉明(ラウ・ワイミン)
評価 ★★★★★ (1月19日 T・ジョイ梅田)
【2】金手指
英『The Goldfinger』
邦『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』
2023年(香港) 言語：広東語
監督：莊文強(フェリックス・チョン)
製作：黃斌(ロナルド・ウォン)
脚本：莊文強 撮影：潘耀明（HKSC）(アンソニー・プン)
編集：張叔平(ウィリアム・チャン)、彭正熙(カーレン・パン)
アクション監督：錢嘉樂(チン・ガーロッ)
プロダクション・デザイナー：林子僑(エリック・ラム)
衣裳デザイナー：文念中(マン・リムチョン)
VFXスーパーバイザー：黃智力(リク・ウォン)、潘志恆(ベンソン・プーン)
サウンド・デザイナー：Nopawat Likitwong(ノパワット・リキットウィン)
オリジナル楽曲：戴偉(デイ・タイ)
出演：梁朝偉(トニー・レオン)、劉德華(アンディ・ラウ)、蔡卓妍(阿Sa、シャーリーン・チョイ)、任達華(サイモン・ヤム)、方中信(アレックス・フォン)、陳家樂(カルロス・チェン)、白只(マイケル・ニン)、姜皓文(フィリップ・キョン)、太保(タイ・ポー)、錢嘉樂、周家怡(キャサリン・チャウ)、洪卓立(ケン・ホン)、吳浩康(ディープ・ン)、岑珈其(カーキ・サム)、胡子彤(トニー・ウー)、柯煒林(ウィル・オー)、林耀聲(シン・ラム)、李凱賢(ジュリアス・ブライアン・シスウォジョ)、吳肇軒(ン・シウヒン)、朱鑑然(ケビン・チュウ)、袁詠儀(アニタ・ユン)
評価 ★★★ (2月3日 TOHOシネマズ なんば 別館)
【3】看我今天怎麼說
英『The Way We Talk』 邦『私たちの話し方』
2024年(香港) 言語：広東語、香港手話
監督：黃修平(アダム・ウォン)
製作：廖婉虹(ジャクリーン・リュー)、何康(ホー・ホン)、黃修平
脚本：思言(シーキン)、黃修平、千春(1000springs)、何康
手話指導：海鳥、胡歷恩(キンバリー)
撮影：梁銘佳(レオン・ミンカイ)
編集：黄修平、姚敏堃(ジェイソン・イウ)、千春、潘寶欣
プロダクション、衣裳デザイナー：張兆康(チョン・シウホン)
衣裳デザイナー：陳子晴(セブン・ド・サントス)
サウンド・デザイナー：鄧學麟(サイラス・タン)、關惠心(マンディ・クワン)
オリジナル楽曲：戴偉(デイ・タイ)
出演：游學修(ネオ・ヤウ)、鍾雪瑩(ジョン・シュッイン)、吳祉昊(マルコ・ン)、黃暐恆(ウォン・ワイハン)、鄭進希(チェン・チョンヘイ)、袁綺雯(イエム・ユエン)、陳蕾(パンサー・チャン)
評価 ★★★★★ (3月20日 ABCホール) ※大阪アジアン映画祭
【4】破浪男女
英『The Chronicles of Libidoists』
邦『破浪男女』
2024年(台湾) 言語：普通話、閩南語、広東語
監督：楊雅喆(ヤン・ヤーチェ)
製作：劉蔚然(リュウ･ウェイラン)、陳永雄(ジェフリー・チャン)
脚本：楊雅喆、蔣友竹(ジャン・ヨウジウ)
撮影監督：陳克勤(チェン・コウチン)
編集監督：陳俊宏(チェン・チュンハン)
美術監督：郭怡君(グオ・イチュン)、朱玉頎(チュ・ユーチ)
衣裳デザイナー：蘇庭卉(スー・ティンホイ）、林育妘(エマ・リン)
視覚効果：郭家宥(サンダー・グオ)、黃閔彬(ホァン・ミンピン)
サウンド・デザイナー：杜篤之(ドゥ・ドゥチ)、江宜真(ジャン・イーチェン)
オリジナル楽曲：張學瀚(チャン・シュェハン)
出演：吳慷仁(ウー・カンレン)、劉主平(リウ・ジューピン)、梁湘華(リャン・シャンホア)、柯煒林(ウィル・オー)、姚以緹(ヤオ・イーティ)、項婕如(クロエ・シャン)、周予天(アレックス・チョウ)、陳元豪(エヴァン・チェン)、偉莉莎(リザ・ワイ)、謝嘉宸(ミヤ・ホシノ)、黃舒湄(ホアン・シュウメイ)、張亨如(ヘンリー・チャン)、邱以太(ブルース・チウ)、王道南(ワン・ダオナン)、朱名愚(ミンユ・チュー)
評価 — (3月20日 テアトル梅田) ※大阪アジアン映画祭
【5】小雁與吳愛麗
英『Yen and Ai-Lee』 邦『イェンとアイリー』
2024年(台湾) 言語：普通話、台湾語、客家語
監督：林書宇(トム・リン)
製作：苗華川(クリフォード・ミウ)、張林翰(チャン・リンハン)
脚本：林書宇 撮影：卡迪克·維傑(カルティク・ビジェイ)
編集：林欣民(トム・シンミン・リン)
プロダクション・デザイナー：蔡珮玲(ペニー・ツァイ)
衣裳デザイナー：葉嘉茵(カレン・イップ)
サウンド・デザイナー：郭禮杞(グォ・リーチー)
オリジナル楽曲：林正樹(はやし まさき)
出演：夏于喬(キミ・シア)、楊貴媚(ヤン・グイメイ)、曾國城(サム・ツェン)、黃奇斌(ン・キーピン)、張詩盈(ウィニー・チャン)、謝以樂(シエ・イーラー)、張捷(チャン・チエ)、徐裕傑(ユー・シエシュウ)、謝章穎(シエ・ジャンイン)、范瑞君(レイ・ファン)、葉全真(イップ・チュンチャン)
評価 ★★★ (3月21日 ABCホール) ※大阪アジアン映画祭
【6】我家的事
英『Family Matters』 邦『我が家の事』
2025年(台湾) 言語：閩南語、普通話
監督：潘客印(パン・カーイン)
製作：鄭有傑(チェン・ユーチェ)、蔡宗翰(ヘンリー・ツァイ)、謝君堯(シェ・チュンヤオ)
脚本：潘客印 撮影：趙冠衡(エリック・チャオ)
オリジナル楽曲：李英宏 aka DJ Didilong 編集：潘客印
出演：藍葦華(ラン・ウェイホア)、 高伊玲(カオ・イーリン)、曾敬驊(ツェン・ジンホア)、黃珮琪(ホアン・ペイチー)、姚淳耀(ヤオ・ジュンヤオ)、朱羿銘(チュー・イーミン)
評価 ★★★★ (3月22日 ABCホール) ※大阪アジアン映画祭
【7】鬼才之道 （中國大陸『詭才之道』）
英『Dead Talents Society』（中國大陸・英『Talents Society』）
邦『鬼才の道』
2024年(台湾) 言語：普通話
監督９：徐漢強(ジョン・スー)
製作：陳怡樺(アイビー・チェン)、李烈(リー・リエ)、李耀華(アイリーン・リー)
脚本：徐漢強、蔡坤霖(ツァイ・クェンリン)
撮影：周宜賢(パトリック・チョウ)
アクション監督：黃泰維(テディ・レイ)
オリジナル楽曲：盧律銘(ルー・ルンミン)、林孝親(リン・シャオチン)、林思妤(リン・シーユー)
編集：解孟儒(シエ・モンジュ)、江翊寧(チェン・イーニン)
主題歌：〈鬼才出道〉演唱：王若琳(ジョアンナ・ウォン)／作詞：陳虹任(チェン・ホンレン)／作曲：Joanna Wang
出演：陳柏霖(チェン・ボーリン)、張榕容(チャン・ロンロン)、王淨(ワン・ジン)、姚以緹(ヤオ・イーティー)、百白(バイバイ)、曾威豪(＝瘦瘦、ソーソー・チェン)、眼肉芽、林千聿(龍龍/ルンルン)
評価 ★★★★☆ (3月23日 ABCホール) ※大阪アジアン映画祭
【8】盜月者
英『The Moon Thieves』 邦『盗月者 トウゲツシャ』
2024年(香港) 言語：広東語、英語、日本語
監督：袁劍偉(ユエン・キムワイ)
製作：袁劍偉、邵劍秋(ジェイソン・シウ)、彭立威(レイ・パン)
脚本：袁劍偉、陳健鴻(ロナルド・チャン)、凌偉駿(ライアン・リン)
攝撮影監督：譚家豪(カール・タム)
アクション監督：鄧瑞華(ジョニー・タン)
編集：黃海(ウォン・ホイ) 美術指導(美術監督)：利國林(ビリー・リー) 衣裳デザイナー：陳子晴(セブン・ドス・サントス)
視覚効果：吳家龍(ン・カーロン) 音響設計・ミキシング：姚俊軒(イウ・チュンヒン)
オリジナル楽曲：波多野裕介
出演：呂爵安(イーダン・ルイ)、盧瀚霆(アンソン・ロー)、姜濤(ギョン・トウ)、張繼聰(ルイス・チョン)、白只(マイケル・ニン)、袁富華(ベン・ユェン)、郭鋒(サミュエル・クォッ)、張松枝(デオン・チャン)、邵美君(ルナ・ショウ)、蘇振維(ソー・チュンワイ)、田邊和也、朝井大智、笠原竜司、山本修夢、結城さなえ
評価 ★★★ (4月3日 シネ・ヌーヴォ)
あらら…。そんなもんか…。わずかに8作品とはねぇ…。4月に『盜月者』を観たが、それ以降は、香港さえよければ小生にはお断りする理由は全く無い、というくらい、映画、特に香港映画とお付き合いしてきたわけだが、冒頭に記した様に、なんせこちらにその気がなかったわけだから、あちらも自然と避けて通り過ぎて行ったんだろう。さて、来年は関係回復できるだろうか。
|
次から次へと色々出てくるから、全然追いつけへんやんか(笑) |
在大阪香港永久居民。
頑張らなくていい日々を模索して生きています。